＊番外編 ハッピービーンズデー２ ページ22
＊
本来は厄落としの為に怪物役は豆をぶつけられながら逃げる事に徹するべきらしいが、それに耐えかねた怪物役の生徒が農民役に反撃し、結果大乱闘になったのだそう。
「 まさにナイトレイブンカレッジ生…… 」
『 ……そう簡単に黙ってるはずはない 』
ユウに続いて思わず呟く。
そして、乱闘騒ぎになるくらいなら、体力育成の一環として対決行事をしてしまえというわけでこの学園式” ハッピービーンズデー ”が誕生したとのこと。
その乱闘を止める、という概念がないのかと思ったが、この学園の生徒達に言っても無駄なんだろうな、と思い直した。
( ………悪い人達ばかりじゃないと思うけど )
「 次、トラッポラ。スペード。ユウ。くじを引け。ゼアインアフターはユウと同じでいいな？」
先生にそう聞かれはい、と返事をする。
三人一組で在籍をしているのでチームも勿論二人と一緒だ。
エースは怪物チーム、デュースとユウは農民チームのくじを引いたらしい。
ということは私は農民チームか。
「 へぇ、じゃあ明日お前らとオレは敵ってことね 」
エースがニヤリ、と挑発的な笑みを浮かべる。
「 勝負とあらば負けるわけにはいかないな 」
そんなエースに受けてたつ、とでもいうように手を鳴らすデュース。
両方明日のハッピービーンズデーにやる気充分だ。
「 絶対に負けねぇんだゾ！」
グリムもおー！と腕をあげた。
ユウもなんだかんだ言ってワクワクしている。
乱闘騒ぎと聞いたからあんまり乗り気はしないが、伝統行事なのだから楽しんだほうがいいのかもしれない。
「 それに、Aがいるしな 」
不意にデュースの視線が向けられる。
『 ………ん？どういうことだ 』
言われた意味がわからずデュースの目を見る。
「 ほら、Aって銃とか武器の扱い凄く上手いじゃないか。先輩が言ってたけど、試合の救援物資には狙撃武器が含まれてることがあるらしい 」
銃器が得意なAにぴったりだ、と言われてそんなことはない、と頭を振る。
『 ……言う程上手ではないよ。それにその武器は魔法道具の一種なんだろう？ 』
魔力を持たない自分には使いこなせないから役に立たないと思う、と否定した。
( ……けど、どういう武器かは気になるな… )
一応特殊部隊で長い間武器と関わってきていたせいかそう思ってしまった。
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aya＿?(プロフ) - 設定で下にスライドした瞬間イケメンがあらわれた。 (2020年7月21日 22時) (
レス) id: 796b23147c (このIDを非表示/違反報告)
音符(プロフ) - 続編にいけない…(´；ω；｀) (2020年7月5日 22時) (レス) id: 27532e9d38 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧。(プロフ) - ゆきなさん» コメントありがとうございます！夢主ちゃんがこれからどう魔法に対抗していくかを楽しみにしてくだされば幸いです(^^) (2020年5月19日 19時) (レス) id: ee2ffa1e97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 強い！ (2020年5月19日 15時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
朝霧。(プロフ) - 霊夢さん» コメントありがとうございます！私もイベントプレイしてた時に夢主ちゃんに合いそうだなぁと考えてました笑 丁度執筆中なのでいつになるか分かりませんが近いうちに公開させますのでよろしくお願いします！ (2020年5月6日 15時) (レス) id: ee2ffa1e97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝霧。 | 作成日時：2020年4月23日 21時
