ネタ*ぺちゃんこ？ ページ25
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「お姫様みたいに甘やかされたい人生だった」
突然何をと思われるだろう
そんな言葉が出てくるくらい、正直参っていた
仕事先では上司のセクハラから始まり、
いくつものハラスメントを受け。
家に帰れば糞みたいな彼氏がぐうたらと
ゴミを撒き散らしていて。
「なーA、今月友達と飲み行くから一万くれよ」
スーツを脱ぐのも忘れ
狭いリビングの入り口で立ち尽くす私に
そう告げる糞男。
もうだめだ
「別れて」
「は？何言ってんの？」
そこから、記憶が曖昧になった。
言い争いになって、
最初は右の頬を叩かれたんだっけ。
痛いな
スーツも、こんなにぐしゃぐしゃで
どうして、私だけ
「お姫様みたいに甘やかされたい人生だった」
気絶してる間に男は居なくなっていた
もう、いやだな
「だれか、」
部屋の隅に転がったスマホが
メッセージを受信した
"ぺちゃんこ"
「ぺちゃんこ、くん」
懐かしい
学生時代を一緒に過ごして
私の就職と共に連絡を絶ってしまって。
"久しぶり、元気か"
震えてしまう。
彼は相方のドンさんと仲良くしてるのだろう。
きっと二人で、私を忘れて。
でも思い出してくれた
まさかこんな時に
「へ、んじ…」
そうだ、返事をしないと。
私はここで上手くやっていると、
仕事もプライベートも全てが順調だと。
"久しぶり、ぺちゃんこくん"
ぺちゃんこくん
"ドンさんは元気？"
苦しくて辛いよ
"連絡くれてありがとう"
気付いて、お願い
"たすけて、"
"ああ、助けてやる。絶対だ。"
「…っ、ぺちゃんこ、くん」
涙が出た
気付いてくれた。
私を、見捨てたりしなかった
「、はい」
〈Aか。〉
ぺちゃんこくんの声。
最後に別れた時から変わらない
少しぶっきらぼうな、でも優しい声だ
「ぺちゃんこくん、」
〈よく頑張ったな。〉
嬉しかった。
その言葉だけで、全てが。
〈君を助けてやる。こっちに戻って来い〉
「うん…うん、！」
ただ頷いた。
もう考えなくて良いんだ、
誰に縛られることもない。
〈今日にでもそこを出て、
それでこっちに着いたら迎えに行く〉
「うん、」
それから、彼に言われた通りに家を出た。
必要な服や貴重品を全て大きめのキャリーに詰めて。
幸い、お金はあったのでチケットもすぐに手配出来た
私はもうこの場所には戻らないと決めて約束の場所に向かった。
*こんなの考えてたら年明けてました。
幸せになあれ！*ドンピシャ誕→←クリスマスなんだから！*ぺちゃんこ
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あさひ(プロフ) - そらさん» そらさまこんばんは！コメントありがとうございます！続編希望ありがとうございます、拙い話ながら好きと言って頂けて嬉しいです！一応、遅くはなりますが作ろうかなと考えておりますので、お待ち頂ければ幸いです！ (2019年10月14日 20時) (
レス) id: 5014320719 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - こんばんは！ぜひとも続編お願いいたします、、！！！あさひさんの書かれるお話が好きなのでどうか、、！！ (2019年10月14日 17時) (レス) id: 94bc02c47a (このIDを非表示/違反報告)
あさひ(プロフ) - ましゅさん» コメントありがとうございます！毎晩ですか！ありがたいです〜！これからもゾワゾワ出来るドンさんを提供したいと思っていますので、良ければまた見に来てやって下さいませ〜！！ (2019年7月21日 21時) (レス) id: 5014320719 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - あさひさんの書かれる（特に）ドンさんが大好きです...(*´∀`)多くを語らずとも、行間で心の揺れや状況が伝わってきてゾワゾワします。毎晩更新を楽しみにしてお邪魔しております...どうか無理なく楽しく続けられますよう、一ファンとして応援しております！ (2019年7月21日 0時) (レス) id: c17b8e2d3c (このIDを非表示/違反報告)
あさひ(プロフ) - そらさん» コメントありがとうございます！気に入って頂けて嬉しいです…！そうなのです、心の中ではこんな感じの人では？と言うか希望から出来たお話でした！良ければまた見に来てやって下さいませませ〜(^^) (2019年5月22日 18時) (レス) id: 406d7cd103 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさひ | 作成日時：2017年10月28日 19時
