菊地家の生活3〜第二児出産・第三児出産〜

2人目出産2 ページ2

風磨side

あと2時間後に俺は授業が入っている。

準備が終わり、わかりやすく教えられるようシュミレーションをしていると、マナーモードに設定している携帯が光った。

中島健子陣痛の間隔が狭くなってきたので、勝利連れて産婦人科行ってくるね。

え、まじか。

FUMA分かった。今日は直ぐには抜けれないけど、急ぎめで病院向かう。ごめんな、頑張れよ。

とりあえず、直ぐに向かっても俺に出来ることは無いし、入っている授業だけ済ませて早退させて貰おう。

チャイムがそろそろなるので教室に向かい、席に座るよう支持すればチャイムがなり始める。

50分後.......

風磨｢それでは、今日の授業はここまでにする。｣

挨拶をして、自分の受け持つクラスの学級委員に自分が早退することど、何かあればほかの先生に言うように伝えると急いで職員室へ向かう。

風磨｢櫻井先生。ちょっとよろしいですか？｣

学校の先生の中でも上の立場の櫻井先生へ早退する趣旨を伝える。

風磨｢実は、2人目がそろそろ生まれそうで妻が産婦人科に行っているらしいので、向かいたいのですが。｣

翔｢あー、それは行かなきゃな。｣

風磨｢なので、早退させてください。｣

翔｢分かった。2-Cだったよな？俺が見とくわ。｣

風磨｢はい、そうです。すみません、よろしくお願いします。｣

翔｢あぁ、早く向かってやれ。｣

風磨｢すみません、お先に失礼します！｣

そこから、カバンをもってぱぱっと挨拶をして学校を出て産婦人科のある病院へ向かう。

FUMA今から学校出てそっち向かう。

中島健子もうそろそろ生まれそう。気をつけて来てね!

それだけ見て、できるだけ車をとばす。

ただ、学校から病院は少し距離があるし、この時間とても道が混んでるから、出産に立ち会うことは出来ない。

けど、事故ったらシャレになんないから焦らないで慎重に急ぎめで進む。

それからしばらくしてようやく病院に着いた。

看護師さんが走らないでと注意してるのにすみませんと返しながら健子の病室へ向かう。

健子のネームプレートのある病室の前に立ち、個室ではないのでノックをしてはいり、健子のいるカーテンをあける。

健子｢風磨、お疲れ様。生まれたよ。『聡』が。｣

健子から、聡を渡され、抱き上げる。

勝利の時より小さいように思えるが、勝利の時より重たいようにおもう。

勝利に合わせて屈む。

風磨｢勝利、聡だよ。｣

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