2時間目 ページ3
1月10日
4時間目の国語の授業
活字が苦手なので、現代文は見ているだけで眠くなる
俺は机に伏せて寝ることに決めた
暖かく、心地よいまどろみの中で彼女の声が聞こえた
少し、ためらう様な声
そんな声も好きやなぁ…なんて、夢にまで出てくるとは俺も相当好きなんだな
誇らしいような、恥ずかしいような、微妙な気持ち
けどその声は、段々とはっきりしてくる意識と共にクリアに聞こえてくる
目の前に、Aさんの顔が見える
今までずっと横顔や後ろ姿ばかり見ていたはずの彼女の顔が、正面から
びっくりして、後ずさるように飛び起きる
悠「…っ！！！ご、ごめ」
緊張していたからか、口から出た言葉はたったそれだけで
恥ずかしさを隠すように教科書を持ってページをめくる
貴「あ…えっと、176ページからだよ。第5段落目…私から先に読むね」
Aさんは俺の教科書をめくり、176ページを開くと、わざわざ5段落目の場所を指で指してから読み始める
悠(うわぁ〜〜〜っ///めちゃくちゃ恥ずいやんか…)
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心音 - とても面白いです！凄いですね！尊敬します！ (2018年3月23日 11時) (
レス) id: eadfd5d0d5 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - 。さん» ご指摘ありがとうございます。外したはずだったのですが、こちらの不手際で外れていませんでした。不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。 (2018年1月27日 19時) (レス) id: ab66eded56 (このIDを非表示/違反報告)
。 - オリフラはずしてください。ルールを守ってください。 (2018年1月27日 19時) (レス) id: 47ec44e3dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：浅葱 | 作成日時：2018年1月27日 18時
