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天才2 ページ3

「そう、臨時収入期待してたのに…」



そのプログラムと引き換えに、零くんは私に「平穏な日常」を提供すること

そしてプログムのメンテナスをする度に臨時収入として3000円のお小遣いをくれることを約束した



メンテナスは大体1ヶ月に1回か2回程

つまり1ヶ月のお小遣いは大体3000円
え、安くない?←







降「これから俺は探偵の『安室透』として活動する。外ではそう呼んでくれ…あと、コロンボでウェイターとして働くけど店に来るなよ」



「分かってるよ」





ご馳走様 と言ってから食器を運び水に浸ける
部屋に戻って、おろしたての制服に身を包み 指定の鞄を持って玄関に向かうと、灰色のスーツを纏った零くんが立っていた


「あれ、零くんも今日は早い感じ?」



降「あぁ、これからの潜入捜査のついての報告があるからな。
じゃなきゃこんな早くに起きない。
あと、送ってやるから早くしろ。それに 弁当忘れてたぞ」



「……口うるさいパパかよ」



降「面倒見のいい兄 の間違いだろ
ほら、遅れるぞ」


私にお弁当を渡してから足元に置いてあったゴミ袋を持ちドアを開ける零くん


私も続いて外に出てから零くんの持っていたゴミ袋を取る



「…これ私がやるからその間にエントランスの前に車止めておいてよ」


私たちの部屋はマンションの2階

ゴミは大して重くないから階段を使って早足で降りていった








エントランスに戻ると、見慣れたRX-7が止まっている

助手席に座りシートベルトを閉めた



降「ごみ捨て ありがとな。助かったよ」



零くんはそう言いながら、ちょっと困った感じの控えめな笑みを浮かべて私の頭を撫でる


4年間も一緒にいたからか、いい加減分かるようになってきた



これは、私との距離のとり方が合っているか分からなくて困っている時に零くんがする笑い方だ

天才3→←天才1



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アトラ - 毎回最後に次更新する曜日を書いてほしいです。スマホを頻繁に見れないので………この小説とても好きです。これからも頑張ってください! (2018年7月19日 20時) (レス) id: 14539d2f3b (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - コメント失礼致します。メンテナスではなくメンテナンスの間違いではないですか? (2018年7月14日 23時) (レス) id: 4e4bc357c1 (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - 私は天才を飼っているのパクリ? (2018年7月13日 23時) (レス) id: 7bb49748f0 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - か、かざ、みん? (2018年7月13日 20時) (レス) id: 723d39c3a6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ふるるさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年7月12日 22時) (レス) id: 2abdb9aba5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年7月10日 18時

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