朝顔は上を向く

トラウマ ページ27

BlueSide.


今日はSnowManのアリーナツアーに向けてのリハーサル。



次の日がもう本番だから、今日はほぼ最終確認くらいかな。



いやぁ、テンション上がってファンサしまくっちゃうかもな笑。



あぁ、早くペンライトの海見てぇ…！



桃「おはようでやんすー！！！」



緑「おぉ、相変わらずうるさいね。」



桃「いや、だって！ついに明日だよ！？あ・し・た！」



黒「だから今日は遅刻してないのか笑」



白「佐久間くん、アドレナリン出すぎて客席行かないでね笑」



黃「それはラウにも言えることな」



みんな声がもう楽しそう。



st「セットの確認と、トロッコの移動位置、確認したいんでお願いしまーす。」



「はーい！！！」



どのくらい近いんだろうね、なんてみんなで話しながら会場へ行って。



橙「うわっ！やっぱ広いなぁ、アリーナってのは」



…まじ広すぎ。この中に人が目一杯入るなんてパニックパニック笑



ゴンドラの上げ下げを確認したりポップアップを確認したり。順調。



st「…じゃあ、トロッコAには深澤さん、宮舘さん、岩本さん。



このトロッコBには目黒さんと渡辺さん。



トロッコCにはラウールさんと佐久間さん。



トロッコDには阿部さんと向井さんでお願いします！」



俺はめめとね。



st「じゃあ、Aは上手から、Bは下手から。CはAに続いて、DはBに続いてください。」



スタッフさんがトロッコを引っ張ってくれてるから、指示を出してる。



黒「ありがたいっすね、こういうの。絶対重いだろうし。」



ほんと、ありがたい。ここまでたどり着けたのもファンの方のおかげだな。



st「動きまーす！」



動き始めて、『ナミダの海を超えて行け』がかかり始めた。



ワクワクが止まらない俺はちょっと口ずさみながら楽しんでいた。







…楽しんでいたのに。

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