【短編】先生×Ｎ (ページ4)

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４【終】ページ4

よかった。

先生のこと好きになって。

告白したことも、後悔なんてしてない。

あーでも、二宮先生がくれた抹茶オレ、そういえば洗ってとっておいたんだ…

それは黒歴史になる前に捨てておかなくちゃ…笑

二宮先生にはっきり言ってもらえたし、

絶対忘れない。って言ってくれた。

その言葉だけで、私は幸せだ。

二宮先生の、時々高くなる声。

くしゃっとした顔で、んふふと笑うところ。

細かい変化にもすぐに気づいてくれるところ。

澄んだ茶色の瞳。

羨ましいぐらい透きとおった肌。

男の人にしてはちっちゃくて、かわいい手。

遠くにいてもすぐにわかる歩き方。

誰に対しても、分け隔てなく接するところ。

いじわるだけど、優しいところ。

あげていったらキリがない。

とにかく大好きでした。

あなたと出会えてよかった、と心から思える人。

ありがとう。