君と僕。 〜僕らとあの子〜

３なな　＊頼みごと＊ ページ47

春「え！？今から？・・・うん、たぶん、大丈夫だと思うけど・・・分かった。無理だったらボクだけでも行く。・・・うん。じゃあ。」

えっと、弟の冬樹から電話がありました。
なんか、剣道部の顧問の先生が「どうしても来てくれ！」っていっているみたいなんです。

春「あのぉ、皆さん。今から中学校行かなくちゃいけなくなりまして。剣道部、明日、試合らしくて、悠太くんも連れてこいっていわれちゃって。その、いいですか？」

今から、最近できたゲームセンターに行こうって話をしていたのに、悪いですよね。
やっぱり、ボクだけで行きます。
千鶴くんなんか明らかにショックを受けてますし。

春「あ・・・やっぱり、1人でいｋ あ『ワタシ、中学校みたいなぁ。』え？」

あ『だって、通うはずだったとこみたいもん。』

祐希「オレもいこっかな。」

そう言った後にボソっと「冬樹と間宮さんもどうなってるか気になるし。」って言ったのは気のせいでしょうか？

要「お前の目的はそれだろ。」

あ、違いました。

千鶴「あんのヤロー、年下で彼女いるからって・・・春ちゃん！最近は健全なお付き合いをしてますか！！？」

春「え！？あ、はい。お互いに仲良く勉強に励んでいます。最近、成績も少し上がりましたし。で、でも、ゲームいいんですか？」

とても悪いです。
皆、楽しみにしてたのに・・・
特に、祐希くんと千鶴くん。

悠太「何言ってんの。行くんでしょ？オレも呼ばれちゃったしね。」

あ『ワタシもやらせてもらえるかな？2人とも頼んでくれる？』

悠太「わかった。」

あ『ありがと♪』

要「ほら、行くぞ。」

春「・・・ありがとうございます。」

助かります。
皆、優しいです。

今度、お礼にケーキでも焼きましょうか。

☆★☆★☆

前回に引き続き部活シリーズです。

次回、やっと冬樹くんが出ます。
遅くなりました。
日紗子ちゃんと静奈さんはいつになるのやら・・・
1学期中に会いたいですね。

要、春、と来たのでそのうち千鶴目線の話も書きます。

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