3ろく *お茶の道* ページ46
春「悠太くん、Aちゃん。部活行きましょう♪」
今日は茶道部のある日。
週に1度の楽しみ。
お茶の香りが心を癒してくれるの。
あ『今日の和菓子はなんだろな♪』
?「楽しみですよね〜。ワタシは葛餅が食べたいで〜す。」
今、話してるのは1個下の後輩、伊藤妃奈ちゃん。
茉咲と同じクラスの子。
部活で一緒にいる後輩はたいていこの子だ。
あ『おっと、お菓子の話してる場合じゃないや。お茶、飲むでしょ?点ててあげる。』
妃奈「あ、ありがとうございます。」
点て始めるとふわっとお茶の香りが広がる。
妃奈「それにしても、先輩は立てるの上手ですよね〜。前の学校でやってなかったって本当ですか?嘘に聞こえます。」
あ『家がね、そう言う感じだから。日本の文化を大切にするっていうか、親がそういうの好きでね。小さいときからずっと点ててるから。』
妃奈「そうなんですか〜。って先輩、結構なお金持ちさんですか!?」
あ『違う、違う。親の趣味。○○道みたいなの好きなの。』
妃奈「へ〜。」
たわいのない会話。
だけど、懐かしい気持ちになる。
十「そうなんですか。日本の文化を大事にすることはいいことですよ。茶道は心が落ち着きますしね。」
あ『先生。』
かわいい後輩と話をしていたら、悠太と春と十先生が来た。
周りを見れば、全員帰る用意をしていた。
呼びに来てくれたらしい。
妃奈ちゃんと別れを告げ、ワタシも帰ろうと思ったけど、やめた。
もう少し、話をしてから帰ろう。
十「桃山さんが初心者ではないのは一目でわかりました。しかし、なにかありそうでしたので、理由は聞かなかったのですが、心配の必要はなかったようですね。浅羽くんに聞くのも失礼かと思いまして。」
あ『なんだ、聞いてくれてよかったんですよ?悠太だって言ってよかったのに。』
悠太「Aのことでしょ。自分で言った方がいいかなぁって思って。」
春「分かりますよ。人の過去って言いづらいですもんね。」
悠太「そういうこと。」
あ『そっかぁ。』
十「おや、もうこんな時間ですか。皆さん、そろそろ帰りなさい。私も出張があるので、失礼します。」
あ『は〜い。』
春「さようなら。」
悠太「じゃあ、また来週。」
十「はい、さようなら。」
茶道は好き
お茶の香り
心が落ち着く空間
そして
懐かしい思い出
☆★☆★☆
余談
お茶は点てると書くそうな。
3なな *頼みごと*→←3ご *青い空に輝く太陽。そして、白い・・・*
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アンナ(プロフ) - はじめまして!すごくおもしろくて、とにかくすごかったです!私も一応書いていますけど才能ないので((これからも楽しみです♪頑張ってください! (2012年2月21日 22時) (レス) id: 205fc108fb (このIDを非表示/違反報告)
キョウコ - 見たい!見たいで〜〜〜す♪♪書いて書いて!!!!!!! (2012年2月3日 19時) (レス) id: c77cde68cb (このIDを非表示/違反報告)
ノイチゴ - ああああ!!!!泣かんといてー!!あと2話で次いくからそしたらすぐ書くね!! (2012年2月3日 19時) (レス) id: f6ce2917a5 (このIDを非表示/違反報告)
RED - ノイチゴさぁぁぁぁあぁぁん!!お願いします!!(TAT~)……。ホントにバカの極みなんです(泣)……。親に次のテストがダメだったら…アニ禁……。 (2012年2月3日 18時) (レス) id: 759441169d (このIDを非表示/違反報告)
ノイチゴ - やったー!!7777hit見れたぜ☆いいことありそう♪(単純な人でごめんなさい) (2012年2月3日 16時) (レス) id: f6ce2917a5 (このIDを非表示/違反報告)
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