3さん *デジャヴ* ページ43
ドーン!!
目の前に建つのは塚原邸。
あ『お、大きい・・・』
きれいな洋風の家。
玄関先の手入れの行きとどいた花。
どれも
あ『要に似合ってんだか、合ってないんだか。』
悠&祐「ねえ。」
要「おい、どういう意味だ?つーか、お前んちの方がでけえだろ。」
あ『うちは1階建てだから。』
2階の高さに圧巻されるの。
学校の方が大きいけどね。
それとはまた別。
千鶴「おっじゃましまーす!!」
元気よく扉を開く。
あ、なんかデジャヴ。
そしたら、パタパタってスリッパの音がして
要母「あら、いらしゃい。」
要によく似たきれいな人が出てきた。
悠太「こんにちわ。」
祐希「お久しぶりです。」
春「おじゃまします。」
要「ただいま。」
要母「おかえり〜♪要くん♪♪」
順番にあいさつして入って行ったら、いきなり要ママが要をギューってした。
悠太たちから聞いてはいたものの、ここまでとは。
塚原一家おそるべし!
・・・どうしよう。
入るタイミング逃した。
一人、孤島に取り残された気分。
誰か、助けて!!
悠太「A?どうしたの?入っといで。」
要母「はっ!ごめんなさいね。自己紹介はあとにして中、入りましょ。」
あ『あ、はい。』
神様!
ありがとうございます!!
心の中で大げさなリアクションをしながら、緊張して塚原家へと足を踏み入れた。
−−−−−
要母「初めまして。要くんのお母さんです!」
あ『あ、えーと。双子のはとこで桃山Aです。よろしくお願いします。』
祐希「かたい、かたい。」
あ『だって、要ママ、こんなにきれいだなんて思ってなかったんだもん!うちと大違いなんだもん!!』
ガチガチに緊張してますよ!
あ、そこ笑わないで!
千鶴に目で訴えたら、余計笑われた。
要母「へ〜、この子が?・・・ちょっとこっち向いて頂戴。」
あ『え?あ、はい。』
突然、声が真剣になった。
ワタシ、何かした?
それから、ジ―っと要ママに見られてる。
ねぇ!
ホントに何かした??
要母「――ぃぃ。」
あ『はい?』
要母「かっわいー!!!悠太くんと祐希くんの親戚って聞いてたから、どっちかっていうとかっこいい系なのかと思ってたわ!もう、要くん!なんでもっと早く連れてこなかったの?」
いつかのと似たテンションのトークマシンガンが炸裂。
一同唖然。
☆★☆★☆
文字数のため次へ
3よん *我ら、君僕捜査隊*→←3に *梅雨と書いてのんびりする日と読む*
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
78人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アンナ(プロフ) - はじめまして!すごくおもしろくて、とにかくすごかったです!私も一応書いていますけど才能ないので((これからも楽しみです♪頑張ってください! (2012年2月21日 22時) (レス) id: 205fc108fb (このIDを非表示/違反報告)
キョウコ - 見たい!見たいで〜〜〜す♪♪書いて書いて!!!!!!! (2012年2月3日 19時) (レス) id: c77cde68cb (このIDを非表示/違反報告)
ノイチゴ - ああああ!!!!泣かんといてー!!あと2話で次いくからそしたらすぐ書くね!! (2012年2月3日 19時) (レス) id: f6ce2917a5 (このIDを非表示/違反報告)
RED - ノイチゴさぁぁぁぁあぁぁん!!お願いします!!(TAT~)……。ホントにバカの極みなんです(泣)……。親に次のテストがダメだったら…アニ禁……。 (2012年2月3日 18時) (レス) id: 759441169d (このIDを非表示/違反報告)
ノイチゴ - やったー!!7777hit見れたぜ☆いいことありそう♪(単純な人でごめんなさい) (2012年2月3日 16時) (レス) id: f6ce2917a5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ