未定 (ページ2)

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転機ページ2

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『Aぇ!group』結成の連絡が、事務所の人からメンバーに選ばれたJrたちに伝えられた。

いや、さすがに冗談でしょ。これが、自分が選ばれたと知って初めに思ったこと。

だって同じ部屋に呼ばれたのは、

正門良規

末澤誠也

草間リチャード敬太

福本大晴

小島健

佐野晶哉

そして自分、

「嘘じゃ、ないですよね？」

事「さすがにそんな嘘つかへんよ」

こんな実力者揃いの新グループに、自分が入っていいのだろうか。

様々な不安を抱えつつ、メンバーだけが残った部屋を遠慮がちに見回した。

同期のこじけんと、同い年の晶哉、メンバーの中で仲がいいと呼べるほどの関係なのはこの2人だけだった。

末「なんかめっちゃ緊張すんねんけど、、」

正「そうですよね、、」

お互いに、今まであまり接点のない人もいたため、
なかなか固い空気が緩まなかったが、リチャードくんの、

リ「とりあえず喜ばへん？」

の一言で、初めて場に笑いが生まれた。

末「確かに、まずは喜ぶとこから始めよ笑」

しばらく全員で喜びを噛みしめ、晶哉の提案で軽く自己紹介をした。

末「これからさ、どんなグループになっていきたいかまず決めとかへん？目標みたいな」

小「いいですね、なんか会議みたい」

「えぇ会議、、」

そう言うと、全員が自分の方を見て目を見開いている。

末「待ってめっちゃ予想外やねんけど。Aってそんなキャラなんや」

数十分前とは打って変わって、明るい雰囲気の中第1回Aぇ会議が始まった。