第2話 ページ2
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1人の先輩が嬉しそうに、
「今年はすっごくたくさんの人達が来てくれた
ね!」
と声をはずませている。すると別のひとりが
「特に女の子がね。」
とニヤッと笑い付け加える。
そうかな?と思って自分の周りを見てみると、
音楽室は女の子達であふれかえっていた。
「キャー!4人ともイケメンすぎる!」
「ダントツで涼介先輩がいいけどね!」
「私は知念先輩がいい」
「私大貴先輩!」
「裕翔先輩、背高すぎ〜!モデルみたい」
などと口々に女子たちが騒ぎだした。
するとさっきからずっとムスッとした顔をしてた1人がこっちにやってきた。
「君らさぁ、俺らの顔目当てで来たんならさっ
さと帰ってくんない?練習の邪魔だ。」
おっ、この人は怖いぞ。するともう一人の先輩がやってきて、
「まぁまぁ、落ち着いて涼介。」
涼介と言われた人は
「知念、お前はゆるすぎだっていつも言ってん
だろ。あんな奴が1人でもいたら練習になんね
ぇよ。」
と言い返す。
女子たちの驚いた顔……
険悪な雰囲気になりそうだったが、背の高い先輩が間に入ってくれたおかげで何とか体験を始めた。
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kurodaamane(プロフ) - おおおおおお面白い😍🧡(●'◡'●)あなたの心にもみあげ手裏剣 (2022年3月29日 2時) (レス) @page16 id: 2adfc9a228 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あさとわ | 作成日時:2020年4月15日 23時