【JN】俺がWWHの公式彼女になるまで③【男主】 (ページ8)

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「これから皆で掃除するから寝ないよ?」
「……はい?」
「え?なんで急に掃除なんて……」
「こんな汚い部屋、ユリが起きて目にしたら卒倒しちゃうでしょ。共用部分のここと廊下、玄関、トイレは掃除するから」
「い、今からですか!?」
「ええ……僕ゲー……じゃない。やることがあって……」
「明日からご飯作らないけどいい?」
「さあ!!みんな掃除しますよ!!」

ご飯を作らないと言われて真っ先に動いたのはジョングクだった。
ものすごい速さでビニール袋を持ってくると、床に落ちてるお菓子のゴミや紙くずなどを拾い始めた。
ホソクは元々綺麗好きだから、こんな時間から始めることに文句は言いつつも、すぐに玄関の方に向かっていった。

「テヒョンアはお皿洗い、ジミナは掃き掃除ね」
「本当にやるんですか……?」
「やるよ。ほら、ほうき持って」
「ヒョン、僕お皿割らないか心配なんですけど……」
「ナムジュナじゃないから大丈夫」
「マネージャーに連絡してきましたよ……って、急に皆どうしたんだ?」
「ナムジュナは……うん。とりあえずトイレ掃除で」
「え?トイレ掃除?」

戻ってきたばかりのナムジュンはよく分かってないようだったが、とりあえず皆掃除してるからという理由で文句も言わず掃除してきますと言って、リビングから出ていった。

「さ、ユンギヤ。僕たちもやるよ」
「…………はい」

本当はシャワーを浴びてもう寝るつもりだったのに、そんな事も言える状況じゃなくなってしまったので、大人しくジンヒョンに従うことにした。