2.生きる希望 ページ3
"この家から出ていけ！"
"お前はこの家の恥だよ！！"
"うっわ！だっせ〜"
"へっ！死"んじまえよ！"
ぺ「……………」
家から追い出されて何時間経ったんだろ。
こんな真冬に長袖長ズボンと言っても流石に寒い。
愛していた家族に見放され、
楽しくしていたクラスメートにもいじめられ。
もう。なにを信じたらいいのか分からない。
あぁ。もういっそこのまま凍"死"しちゃうおうか。
その方が向こうにも都合がいいだろう。
そう思いうずくまりながら目を閉じる。
サクッ……
「あれ？君…どうしたの！？こんなとこにいたら風邪…！
い、いや。風邪どころじゃない…！？」
ぺ「……だれ。」
「そ、それよりうちにおいで！！！
こんなとこいたらほんっとに大変だから！！」
そういって見知らぬ女性は俺の腕をつかんで
走りだす。
ぺ「…俺なら大丈夫」
「大丈夫。じゃないでしょ！？いいから！！！」
俺はその優しい心に腹が立ってきた。
なんでだよ。俺のことなんてほっとけよ
見ず知らずのやつだぞ？そんなに優しくする必要ねぇじゃん。
いつの間にか俺は叫んでいた
ぺ「ほっとけよ！！！！」
「…！？」
女はびっくりする。
あたりまえだよな。急に声をあげるんだもんな
ぺ「ほっとけよ……俺は見ず知らずのやつなんだぞ…
放っとけよ！！！！俺は…！俺は…！！！
見損ないで！役立たずで！死"んだ方がマシな……！！」
バシッ！！！
いつの間にか俺はその女に頬を叩かれていた
「……軽々と死"んだ方がマシとか言わない。
君。体系・身長的に高校生でしょ？
まだまだ人生を変えるチャンスはいっぱいある」
ぺ「……なんで。なんで俺なんかのために…
そこまで…心配するんだよ…」
「そんなの"私が気になっただけ"。
それと、高校生が真冬の街に防寒具無しで座ってたら
心配するじゃない」
ぺ「…………」
「あなたそのボロボロな服を見る限り捨てられたんでしょ？
いいよ。私が養ってあげる」
ぺ「………え」
「私の名前は"桜葉 A"。
家はすぐそこ。ついてきて！！！」
久しぶりだった。
俺に優しくしてくれる人間なんて。
俺に。生きる希望を与えてくれた人間なんて。
俺はAの服を掴みながら泣いていた
ぺ「……ありがとう…ﾋｯｸﾞ」
「……どうってことない」
続く (更新停止中)
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うらみん - できれば続き見たいです(´・ω・`) (2018年12月28日 16時) (
レス) id: eced07de45 (このIDを非表示/違反報告)
エンジェルたくみ(プロフ) - くうぴいさん» 歌とか聞いてると書きたくなってくるんですよねー…でも途中で更新停止になr)))頑張ります！！！ (2018年10月10日 7時) (レス) id: 0071bd60fd (このIDを非表示/違反報告)
くうぴい(プロフ) - 歌からシナリオを考えるとか神ですか(真顔)新作楽しみにしてますねっ!!o(^▽^)o (2018年10月9日 19時) (レス) id: 9ad134a515 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エンジェルたくみ | 作者ホームページ：https://www.youtube.com/user/peinto1008
作成日時：2018年10月9日 18時
