お隣さんはストーカー[緑色]

ストーカー度1％ ページ2

み「あ。」



き「お。」



み「きょーさんじゃん。偶然」



き「おぉ。そうやな」



み「今お店の時間だと思うけど…お店は？」



き「今日は"妹"が来る日やからお休みや」



み「妹？きょーさん妹いたんだ」



き「おう！俺に似て良い子やぞ！」



み「きょーさんに似てるとかろくでもなさそうな子」



き「なんでやねん。」



み「写真とかあるの？どんな子かみたい」



き「おぉ？興味沸いたか？」



み「別に。気になっただけ」



き「ほとんど一緒じゃ…まいっか。ちょっと待ってろ」






き「おぉ！あったあった！ほれ、これ。」



み「……へぇ〜結構可愛い子じゃん」



き「だろ！あ、でもお前にはやらんからな！」



み「えー」



ピコンッ！




み「…ん？きょーさんのline？」



き「ん？………お。着いたってよ」



み「ふーん。俺も一緒にお出迎えする」



き「いや別にええで？」



み「ちょっとだけ気になる」



き「興味沸いて来とるやんけ」





「あ！お兄ちゃ〜ん！！！！！」



み「……！！」



き「お！"A"！大きなったな！」



「でしょ！……あ、は、初めまして！」



み「え。あ、は、初めまして……」



き「あ、こいつ俺の友達の翠って言うねん。確か―……

お前と"同い年"やったけな？」



み「…………」



き「ほらA。自己紹介」



「あ、うん！」




「お兄ちゃんの妹の"金城A"です！

お兄ちゃんの居酒屋で働くから気が向いたら来てやってください！

ちなみに22才です！」



き「みどりくんも確か22才やったっけ？」



み「…うん。」



「本当に同い年なんですね！よろしければ仲良くしてください！」



み「…俺は風上翠。よろしく」



き「こいつ少し不愛想やからそんなに不安ならんくても

大丈夫だぞ！A！」



「別に不安になってないし！翠さん"いい人"そうだし！」



み「いい人……か…」ﾎﾞｿｯ



き「ん？なんか言ったか？」



み「いや…なにも

というより住む家とか決まってんの？Aは」



き「呼び捨て早いなお前…そういや決めて無かったな」



「お兄ちゃんの部屋でも私はいいけど」



き「いやダーメだ。大人の秘密がある！俺の部屋には！」



「私も大人なんだけど！？」



み「…それなら俺の部屋の隣。丁度空いてるよ」



き「まじか！？ナイス―！」



「お金は結構持ってきたから…それじゃあそこにする！」



み「じゃあ…これからよろしくね。"お隣さん"」

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