学園を取り締る運営達[らっだぁ運営][学園設定]

15.委員長の衣替えと無口 ページ21

「はぁ……」




憂鬱すぎる。


社会見学なる校外学習。


まだみて周るだけならまだしも。


何故人気者だらけの中にぽいっと私が放り込まれなきゃならんのだ。


いや、一応生徒会だけどもね。


ほら。隠れ生徒会だから…


ばれたらばれたでめんどくさそうじゃん…


もういっそその日やすもっかな…



あ、でも休んだら休んだでめんどくさそう


詰んでるじゃん。







お「あ、夜月さん。おはようございます〜」



「あ、おいよさん…！？え？…え？」




今何故私が困惑しているのかと言うと




「ズボンを…履いてる…」



お「あぁ。ようやく親から許可が出ましてね。

ズボン履けるようになったんですよ！」



「あ…う、うん…よかったね…」



お「あー！これでようやく男子トイレに入っても困惑されずにすむー！」




あ、そんな悩み抱えてらっしゃったんですか。


大変ですね(他人事)




お「よかったら教室まで一緒に行きませんか？」



「あ、う、うん……」




いや待て。スカートを履いていても人気だったおいよさん。


なのにズボンなんて履きだしたらどうする。


余計イケメンになる…！()



目立つのはあまりしたくない…！！！




「ご、ごめんなさーい！！！！お、お先失礼しますー！！！！！！」



お「夜月さん！？」




おいよさん本当にごめん…


あまり目立ちたくないの…


え…？



なんで私は"目立ちたくないの？"


目立つというよりただの友達なんだから一緒に行けばいいのに。


なんで？




ドンッ！！！




「いたっ…！あ、ご、ごめんなさい…！前を見て無くて…」



？「……………」



「え…あ、あの大丈夫ですか…？怪我は…」



？「……………」(首を横にふる)



「あ、な、なら大丈夫ですけど…」




？「あー！！！！！」



「ビクッ！」



ら「いたいたー！！！！」



「ら…っだぁ？」



ら「あ！Aもおはよ！今日も一段と可愛い！」



「え、あ……ありがとう…」



ら「それよりさ"こばこだ"！！宿題見せて！」



こ？「………」(首を横にふる)



ら「えー！！！ケチィー！！でもまぁそんなとこもかわいーん！」



「こば…こだ…さん？」

16.無口で無表情の石→←謝り

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