角名の選択授業は楽しくなった【HQ】 (ページ7)

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放課後、無機物返却ページ7

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なんというか、こんな用できていいばしょなのか。

「あっ、先輩」
「今侑くん探してんだけど？」

とか、コソコソと女性達が男バレのイケメンたちを眺めていた。

案外民度良いんだなと思ってたら、ミカに腕をひっぱられた。

「ほっ、ほら！角名いるで？ええの？」

「え゛」

クソデカボイスミカは、告白のような雰囲気を漂わせて私達を寄せた。

周りのファンたちはガン見

角名くんもガン見

クソォ、、この無機物の為に、、、

眉間にしわ寄せながら、言葉は詰まる。

『あー…あのー、え「すみません。今もう部活、始まるんで用があるなら後にしてくれませんか」

誰かの凛とした声で遮られた

「アッ北さん」
と、角名くんの小さな声

なんか、無性にムカついてきてしまった。

今日授業が終わるまで返せなかった

この無機物に

何でなん
何でコイツ落ちてたん

角名くんに迷惑かけるつもりじゃなかったけど？善意なのに？

『ああそれは失礼しました。
この、イヤホン返したいだけなんですけど、駄目ですか』

「あ、そのイヤホン……」

「イヤホン？角名の物か？」

「あっ、はいそうです」

無機物返却成功

「わざわざありがとう、あのさあ、練習みてきなよ」

？

’部活以外真面目じゃない夢主。腰が低いのは建て前だけだね＾＾