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食堂の扉を開ける。
思っていたよりも広い食堂がそこにあった。
まだ暗いからよく分からないけれど、大体は分かった。
えっと、台所は、こっちか。
それではー、真選組さんの冷蔵庫を見てみましょー。
そして、冷蔵庫を開ける。
……わぁ
意外とたくさんの食材が入っている。
男ばかりのむさ苦しいところ だから、お肉とか多かったり、偏りあると思ったんだけど、普通に沢山あるんだ。
なんか、ごめんなさい、真選組さん達。
と、なると作るれるものが沢山ある。
簡単に…そして、少しの材料で作れるもの……
あ、そう言えば資料終わってから行くって言ってたからそれなりの時間はある、という事だよな。
ならば、ピラフにしよう。
あれなら、材料切ってご飯と一緒に炊くだけだしね。
そうと決まれば、材料切っていこう。
私は慣れた手つきで包丁を扱う。
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「A」
「なん、ですか?銀さん」
「小腹すいちまったから、なんか作ってくれ」
「わかり、ました」
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うっ……変なこと、思い出しちゃったな
なんで…今なんだよ…
「……うぅ」
ダメ、ダメだって。
今は出ないで。手をとめさせないで。
大粒の涙が1つ、まな板の上に落ちる。
あれ?私ってこんなに弱かったっけ?
そんなこと、ないはずなのに…
ぐいっと顔を上に向ける。
これ以上、悲しまないように。
「…ふぅ、、よし!」
おっけい、大丈夫。
そして、また作業に戻る。
そんな所を見てる誰かがいたなんて、私には知る由もない。
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あい(プロフ) - 夢主を探している、ぎんさんのside見てみたいです!更新楽しみにしてます (2019年7月24日 23時) (レス) id: 6a8167697e (このIDを非表示/違反報告)
美闇 - 面白いです!頑張ってください!! (2019年7月23日 11時) (レス) id: 9b2e6e7bfa (このIDを非表示/違反報告)
月歌(プロフ) - これからの展開が楽しみです……!!! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 8fe6acde2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:恋歌 | 作成日時:2019年7月19日 18時