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辰『上がったよ〜ダテさんありがとう！』
涼『いいえ。…ふっか』
高いテンションで風呂から上がってきたふっかに
ダテさんが声をかける
低い声で一気に部屋の空気がピリついた
その感覚に、部屋にいる全員が何かを感じる
無言で椅子に座り、次の言葉を待つ
辰『…なんかあった？』
深刻そうな表情を浮かべてダテさんの顔を覗き込む
涼『…これから、照にあの事を話すから』
辰『え、まだ話してなかったの！？』
その言葉でさっきのピリついた空気がどこかへ消えた
亮『タイミングが分かんなくて…迷ってたんだ』
話が見えない俺は訳がわからないまま３人を見つめるばかり
辰『あー…まー、そうだよな。…うん！いいと思う』
『…なぁ、俺だけ話が見えないんだけど』
辰『焦んなって！…これからダテさんが話してくれるから』
そう言ってふっかがダテさんに視線を送ると頷いた
涼『…照。あのね』
阿部とふっかは反応が見たいのか、
穏やかな表情を浮かべて俺を見る
それに対して、俺は口から心臓が出そうなほど緊張していた
涼『…照は』
Aと話していた時のように
いつもの数倍時間が経つのが遅く感じる
ダテさんの間の取り方はいつも通りなのに、
スローモーションのように感じた
先の言葉を聞くのが怖いとさえ思った
涼『…今日から』
…もしかして、もうダテさんたちと一緒に居れない？
そんな最悪なことまで考えてしまうほどに
俺の心はいつの間にか弱りきっていた
…これ以上聞きたくない
そう思った俺は…ぎゅっと目を瞑った
涼『俺と一緒にここで暮らしてもらいます』
『……………は？』
思わぬ言葉に俺は間抜けな声を出していた
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投稿できるお話の数がいっぱいになってしまったので
移行します！
準備ができましたので、こちらにリンクを貼っておきます
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/as5jw7hama3/
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夕雪(プロフ) - ミルクさん» コメントありがとうございます(´˘`＊) 喜んで頂けてとても嬉しいです！更新頑張りますっ！ (2021年12月1日 0時) (
レス) id: c1927b0662 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - コメント失礼します！すぐに迎えに行くからって言葉に"やだぁもう、かっこいいぃ"となんとも気持ち悪い反応をしてしまいました。更新頑張ってください！！ (2021年11月30日 23時) (レス) @page1 id: d4655b2f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕雪 | 作成日時：2021年11月30日 20時
