episodeEIGHT 空白の数週間 ページ4
あれから3週間が経ち、
ようやく学校に行けるようになった
家に居ても、何をする気力もなくただボーっとしていた
たまに部屋で暴れたりした 精神的にちょっと参っていた
ダテさんは毎日連絡をくれて、気にかけてくれたり
涼『“明日は学校に来るだけ、来てみたら？”』
そう言われてちょっとだけ顔を出すことにした
精神的に追い込まれていたが、
ダテさんのおかげでそれも何とか落ち着いた
学校に来たはいいが、別に誰と話すわけでもなく、
窓の外をボーッと見ているだけ
Aからの視線を感じたが、目を合わせなかった
…目で追うと辛くなるから
さすがにあの言葉は俺でもダメージはでかいのかと痛感する
「…………」
『……………』
《…ねぇ、なんか岩本元気なくない？》
【確かに 三週間来てなかったし、何かあったのかな？】
〔……雪島さんと関係あるとか？〕
《あー…あの２人、一緒にお昼食べてたらしいね》
【じゃあ、仲良いんだ】
《けど、雪島さんから突き放したとか》
〔えっ、なんで！？〕
そんな会話が耳に入り、気分が悪くなった
ダテさんの元に向かう為に席を立つと、
話していたやつらはビクッとして話すのを止める
いつもならそれにイラッとするけど、
今はそんな事どうでも良くて
その横を通り過ぎて、廊下に出た
『(ガラッ)………』
涼『照、今日は来れたんだね』
『…ん』
ダテさんの言葉に耳を傾けながら、ベットに寝転ぶ
体のだるさは相変わらずで、家でもぐっすり寝れずにいた
目元を腕で隠して、光が入らないようにする
涼『ちゃんと寝れてる？疲れてる感じするけど』
『…寝れてない』
涼『ここで寝てていいよ。阿部には俺から伝えとく』
『ん…ありがと』
ダテさんの声に安心して、久しぶりに睡魔が来た
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夕雪(プロフ) - ミルクさん» コメントありがとうございます(´˘`＊) 喜んで頂けてとても嬉しいです！更新頑張りますっ！ (2021年12月1日 0時) (
レス) id: c1927b0662 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - コメント失礼します！すぐに迎えに行くからって言葉に"やだぁもう、かっこいいぃ"となんとも気持ち悪い反応をしてしまいました。更新頑張ってください！！ (2021年11月30日 23時) (レス) @page1 id: d4655b2f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕雪 | 作成日時：2021年11月30日 20時
