．※ ページ18
※過激な表現が含まれています
ご注意ください
苦手な方はブラウザバックしてください
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
照side
『雪島さんっ！！』
午後、工事現場に来いと言われて行ってみると…
Aが捕らえられていた
首にナイフが突き立てられ、血が滲んでいた
片桐は抵抗の出来ないAの腹に拳をねじ込み、
俺の怒りに火をつけた
…だが、彼女を助けようとしたら、
端から数十人の奴らがでてきた
その奴らに…俺は見覚えがあった
『…なんでお前らがここにいんだよ』
去年まで俺も悪さをしていた
その時の仲間の奴らだった
〔最近全然連絡来ねーし、
お前がいねーと暴れがいがねーんだよ。
…まさか、女がいたとはな？〕
【今日ここで勝って照兄さんを連れ戻します】
『…お前らの組に俺をまた戻すってことか。
…それはごめんだな』
そう言うと驚く他の奴ら
【…なんでっすか】
『約束してんだよ。あの子と。もう暴力はしねーって。
喧嘩なんか面白くも無かったしな。
…だからお前らに手は出さねー』
〈じゃあ、こいつがどうなってもいいんだ？〉
『あぁ？』
片桐は次の瞬間、Aにナイフを突き立て…腕を切った
「いやっ！！……っ」
〈あはははっ！その顔最っ高にいいね？もっと見せて〉
髪を引っ張り、顔を無理やり上げさせる
Aは痛みに耐えるように表情を歪めていた
『っ！！おい！てめぇ！』
そう一歩踏み出すと、奴が飛びかかってきた
〔こうなったら力づくでも連れ戻すっ！！〕
ナイフを持って突進してくる奴を軽く交してまた一歩
【俺らもそこまで甘くねーよ】
拳が飛んでくるが、それものろくて分かりやすい
上手く交していると…
(ﾄﾞｽｯ)
脇腹に痛みが走った
油断して腹を殴られる
『ｸﾞｯ……』
殴られた衝撃で、後ろへと転がる
脇腹を見ると…ナイフが刺さっていた
『…くっそ』
ナイフを抜くと、ボタボタと派手に血が落ちる
…深く刺さっていないといいんだけどと冷静に考えながら、
そのまままたAへと近づこうとするが…
今の俺には痛みが勝って、力が入らず、
防御することさえ出来なかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 774人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夕雪(プロフ) - ミルクさん» コメントありがとうございます(´˘`＊) 喜んで頂けてとても嬉しいです！更新頑張りますっ！ (2021年12月1日 0時) (
レス) id: c1927b0662 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - コメント失礼します！すぐに迎えに行くからって言葉に"やだぁもう、かっこいいぃ"となんとも気持ち悪い反応をしてしまいました。更新頑張ってください！！ (2021年11月30日 23時) (レス) @page1 id: d4655b2f55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夕雪 | 作成日時：2021年11月30日 20時
