YELLOW FLOWER 2

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『俺は店に入ってAを止めようとした。

…佐久間はここでただ見てるだけだった。何もしてねー。

俺だって一応お前の生徒だよ。

教師として注意？危ないからやめろ？

だったら何で俺呼んだんだよ。

教師なら真っ先に店入って注意するんじゃねーの？

…なのに帰れ？ふざけんなよ。

用済みはいらないってか』


大『ちっ違うよ！

…照が何か知ってるかと思って電話で聞こうと思ったんだ。

そしたら、照が行くって言うから…』





…俺のせいかよ





『…じゃあ電話すんなよ。最初に学校に電話すればいいじゃん』


大『…そうだね。それが良かったのかも』





いきなり落ち着いたような反応



それにもイライラする





大『…俺、頼りないけど、ちゃんと考えてるんだよ？

もう学校には連絡した。後は雪島さんに直接言うだけ。

俺から伝えておくから。…だから、照はもう帰っていいよって』



『…は？』





なんだよそれ



逃げんのかよ





大『俺は照に言ったはずだよ。

ここは生徒が入るような店じゃない。

それは照でも分かるでしょって。

……学校側でもちゃんと対応してもらう為に、照に連絡した後、

学校に連絡するつもりだった。

…照。多分、だけど…俺が生徒の事なんかどうでもいい。

自分に責任が被らなければいいって俺が思ってたって…

勘違いしちゃったんじゃない？』





俺と目線を合わせて、首を傾げる



その読みは全部当たってて、恥ずかしくなった



……待てよ。なんだこれ





『……俺の勘違いじゃん…』

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