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『…で、脅されたのってなんてやつ？』
「えっ…まさか、岩本くんするつもりじゃないよね？」
『今約束しただろ？…やんねーよ』
多分、この話を聞く限り、
俺とAが一緒に居ることが気に食わないのだろう
…そして、Aに脅しをかけて俺から離れたのを見計らい、
俺に近付きにいく作戦だ
だから、そいつの名前を知っておく必要がありそうだと思った
「…片桐さん」
『片桐…』
進級してすぐにAに絡みに行っていたやつだから、
顔はすぐに思い出せた
『…ん。ありがと』
「聞いて…どうするの？」
『何もねーよ。ただ知りたかっただけ。
…何、なんか俺がするかもって心配してんの？』
そう言うと、遠慮がちにこくりと頷く
…めっちゃ可愛いじゃん
『大丈夫。なんもしねーよ』
そう言って、俯くAの頭を撫でた
「…良かった」
顔を上げて、
ちょっと微笑んだ彼女は気が抜けたような感じだった
それから午後は2人でずっと屋上にいて、
放課後になってダテさんに見つかり、叱られてしまった
いつもならイラッとするのに、
その日は何故かそんな気はしなかった
…多分、Aといることが出来たからだろう
その日は平和だった
…その日までは
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夕雪(プロフ) - おこりさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです。無事戻ってきました！ (2021年11月27日 14時) (
レス) id: c1927b0662 (このIDを非表示/違反報告)
おこり(プロフ) - ご自身のペースでどうぞゆっくり。気長にお待ちしています^_^ (2021年11月5日 6時) (レス) @page41 id: b4f52a5ea8 (このIDを非表示/違反報告)
夕雪(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます！楽しみにしててくださいね。 (2021年11月3日 18時) (レス) id: c1927b0662 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - ハッピーエンド、期待しています。 (2021年11月3日 0時) (レス) @page40 id: cefd7f5dc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕雪 | 作成日時：2021年10月16日 21時
