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そして、日曜日
当日になった
予定より早く着きすぎてしまい、岩本くんはまだ来ていない
「ちょっと早すぎたな…」
そう独り言を呟きながら、言われた通り、カフェの前で
岩本くんがくるのを待っていると…
《ねぇ、お姉さん１人？》
チャラそうな男性2人組に話しかけられた
「いえ、人を待ってるんです」
〈えー？でもずっといるじゃん。俺らと遊ばない？〉
「…はい？」
《悪いことはしないよ。ね？いいだろ？》
そう言って強引に腕を引かれる
「ちょっと、何するんですか？やめてください」
〈いいじゃん、行こうよ？〉
「やめてください！」
大声で言っているはずなのに、誰も助けてくれない
…怖い、誰か助けて
そう思って涙が込み上げてきたその時だった
？『おい、お前ら何やってんだ』
いきなり横から人が入ってきて、２人組の腕を掴んだ
その腕は、男性２人と比べ物にならないぐらい強そう
《あ？なんだおま……おっ俺たち用事思い出したわ…》
〈そうだったな……じゃあ、俺たちはこれで…〉
そう言って、男性２人組はそそくさと行ってしまった
助かった……そう思い、凄くほっとした
助けてくれた人を見上げようとすると…抱きしめられた
「っ！？…あ、あの……」
？『…悪い、遅くなった』
その声は、紛れもなく岩本くんだった
息が切れているので、走ってきてくれたことが分かる
助けてくれたんだ…
「岩本くん………あ、ごめん」
なぜか彼の腕の中はすごく安心できて、涙が溢れた
照『まじでごめん……怖かったよな』
「ごめ…すぐに…とめるから……」
そう言うが、涙は止まることを知らない
それに追い打ちをかけるように、
岩本くんは頭を撫でてくれた
その優しさが今は心地よくて、涙が止まらなかった
照『いいよ、泣いても。どっか入れる？』
「…うん」
岩本くんは私が泣き止むまで待ってくれた
やっぱり学校一の不良という噂は嘘なんだと、
この時確信した
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夕雪(プロフ) - おこりさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです。無事戻ってきました！ (2021年11月27日 14時) (
レス) id: c1927b0662 (このIDを非表示/違反報告)
おこり(プロフ) - ご自身のペースでどうぞゆっくり。気長にお待ちしています^_^ (2021年11月5日 6時) (レス) @page41 id: b4f52a5ea8 (このIDを非表示/違反報告)
夕雪(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます！楽しみにしててくださいね。 (2021年11月3日 18時) (レス) id: c1927b0662 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - ハッピーエンド、期待しています。 (2021年11月3日 0時) (レス) @page40 id: cefd7f5dc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕雪 | 作成日時：2021年10月16日 21時
