YELLOW FLOWER

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翌日
ある先生のいる、カウンセリングルームに向かった




「(コンコン)…失礼します。宮舘先生いらっしゃいますか？」


〈ちょっと待っててね。今呼んでくるから〉


「はい、ありがとうございます」




カウンセリングルームは先生たちが授業の準備をする


準備室とは違い、色んな生徒が利用出来る、


学校の相談窓口のようなところ


先生を待ちながら、入口前の掲示物を見ていると…


ちょっと乱れているところが


少し高いけど…届くよね？


そう思い、背伸びをしたが、ギリギリ届かない


一度気になりだすと気になってしまうので、


今の私にはもう歯止めが効かない


一生懸命手を伸ばしていると…誰かの手が伸びてきた




「…あ」


？『俺の事呼んでくれたの、雪島さんで合ってる？』




そう言いながら、気になっていた掲示物を直してくれた




「あっ、はい。初めまして、雪島〇〇です。

掲示物、直してくださってありがとうございます」




先生に向き直り、頭を下げる




涼『いいえ。初めまして。宮舘です。

ここで話すのもあれだから、中入って』


「はい」




そう言って、宮舘先生は扉を開けて中に招いてくれた






中に入ってソファに座ると、先生が




涼『飲み物、何がいい？』




小さなキッチンでマグカップを２つ用意しながら


聞かれる




「あっ、ここ、飲み物あるんですね」


涼『俺が担当する時だけね笑

他の先生には内緒ね？』




シーっと内緒の仕草をする先生は、


意外にお茶目な人なのかも




「はい笑 分かりました。

じゃあ…ココアありますか？」


涼『ココアね。あるよ』




手際よく準備する先生 …手馴れてる

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