爆豪vs麗日 ページ8
マ＜中学からちょっとした有名人！堅気の顔じゃねぇ、ヒーロー科爆豪勝己！対…俺こっち応援したい！ヒーロー科麗日お茶子！＞
＜スタートの＞合図と同時に麗日さんは「速攻！」と勝己の方へ走り出す。
なるほど…勝己に触れて、浮かそうとしているのか。
でも、勝己は容赦しない。
例え、それが…女だろうと。
勝己は、正面から爆破を繰り出す。
爆風で前が見えなくなるが、麗日さんのジャージが見える。
すかさず爆破をしようとジャージに手を伸ばすが、それはフェイクだった。
勝己の後ろへ周り触れようとしたが、そんなに甘くはない。
鋭い反射神経を持つ勝己は後ろに爆破し、麗日さんを飛ばす。
それでも麗日さんは低姿勢のまま、勝己の方へ走っていく。
……何度、爆破されようと
同じことが繰り返される状況に、観客席にいるプロヒーローの1人が「なァ止めなくていいのか？大分クソだぞ…」と話し始める。
『(今…なんて言った？)』
それに続いて、周りのヒーローたちも声をあげる。
「おい！それでもヒーロー志望かよ！」
「そんだけ実力差あるなら早く場外にでも放り出せよ！！」
「女の子いたぶって遊んでんじゃねーよ！！」
「そーだそーだ！！」
勝己を批判する声は止まらず、「BOOO！」とブーイングが聞こえてくる。
少しずつ、私の頭が下がっていく。
ここまで言われて、もう…黙ってられない。
麗日さんの友達として…
勝己の彼女として…
同じプロとして！！！
顔を下げたまま、静かに席を立ち上がる。
上「Aちゃん？」
瀬「どーした？」
無言のまま天羽々斬を纏い、轟くんのときと同じように手摺の上に立つ。
緑『Aちゃん、まさか…』
出久が怯えながら私の名前を呼ぶ。
私が今、どういう状況でいるか出久には分かるだろう。
私は手に持っていた刀を真一文字に斬る。
ーキィーン と斬る音が聞こえる。
別に誰も斬っていない。
斬ったのは、この会場の空気だ。
するとさっきまで騒いでたヒーローたちが黙り、こちらを見る。
すぅーっと空気を吸って顔をあげ、プロヒーローたちを見る。
今の私は……
＿＿＿＿＿＿怒っている。
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MEGUMI(プロフ) - どういたしまして(笑)誰でも間違いはあるので気にしちゃ負けですよ！！(笑) (2021年8月8日 16時) (
レス) id: 835a7597df (このIDを非表示/違反報告)
ぜんざい(プロフ) - MEGUMIさん» MEGUMI様 ご指摘ありがとうございます。今まで気づかず大変恥ずかしいです、、本編修正致しました。 (2021年8月8日 14時) (レス) id: 0a9c9e3b11 (このIDを非表示/違反報告)
MEGUMI(プロフ) - こんばんわ､突然ですが誤字を見つけました､第３章の轟君との次のﾍﾟｰｼﾞに｢この右手の炎｣と書いてあったんですが逆ですよ〜焦凍君の個性､半冷半燃は右が氷結で左が炎ですよ〜 (2021年8月7日 17時) (レス) id: 835a7597df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぜんざい | 作成日時：2021年3月2日 13時
