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爆豪side
書斎に入ると、親父さんは椅子に腰掛ける。
俺たちは横一列に並んだ。
父「さて、君たちを呼んだのは他でもない。この前起きた、ヴィランによる雄英襲撃事件についてだ」
「そんときのことなら、おまわりから話は聞いてるんじゃねェのか？」
轟「大体のことは、そっちから連絡がいっているはずじゃ…」
父「事件の内容は聞いている。だが、今回聞きたいのは、この者についてだ」
親父さんは1枚の写真を机の上に出す。
緑「この人は？」
父「最近、私とAの近くを嗅ぎ回っていると噂されているヴィランだ」
切「マジっすか！？」
父「雄英襲撃事件のとき、君たちは主犯格とも会っている。そのときに、この者はいたか？」
轟「いや、いなかったです」
緑「僕も見ていないです」
切「俺も」
「見てねェ」
親父さんは「そうか…」と呟くと写真を懐にしまう。
そのとき、コンコンとノックの音がする。
おそらく、Aだろう。
『Aです』
父「入れ」
『失礼します』
部屋に入ってきたAはいつもの様に笑っていない。
そりゃ、そうか。
ヴィランに負けた挙句、親父さんからの呼び出し……
父「A、先程のヴィランとの面識は」
『ありません。名を刃 風夏と名乗っていました』
父「そうか。……ケガの様子はどうだ」
『！！…問題ありません。次こそは必ず捕まえて「その必要はない」……え？』
父「今日起きたことは、すでに他のヒーローに話をしてある。ヴィラン逮捕は、その者に任せる。お前は何もするな……邪魔になるだけだ」
『…っ……分かりました』
Aは視線を下げ、悔しそうに歯を食いしばる。
父「ならば、お前はこちらの2人を客間に連れて行け。私はこっちの2人とまだ話がある」
『……はい』
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MEGUMI(プロフ) - どういたしまして(笑)誰でも間違いはあるので気にしちゃ負けですよ！！(笑) (2021年8月8日 16時) (
レス) id: 835a7597df (このIDを非表示/違反報告)
ぜんざい(プロフ) - MEGUMIさん» MEGUMI様 ご指摘ありがとうございます。今まで気づかず大変恥ずかしいです、、本編修正致しました。 (2021年8月8日 14時) (レス) id: 0a9c9e3b11 (このIDを非表示/違反報告)
MEGUMI(プロフ) - こんばんわ､突然ですが誤字を見つけました､第３章の轟君との次のﾍﾟｰｼﾞに｢この右手の炎｣と書いてあったんですが逆ですよ〜焦凍君の個性､半冷半燃は右が氷結で左が炎ですよ〜 (2021年8月7日 17時) (レス) id: 835a7597df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぜんざい | 作成日時：2021年3月2日 13時
