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爆豪side
俺は腹に回っているAの腕をポンポンと軽く叩く。
すると腕のチカラが弱まる。
俺は身体の向きを変え、正面からAを抱きしめる。
「おら、顔上げろ」
『ん？……んっ！』
俺はAの方へ顔を寄せ、キスをし頭を撫でる。
「怒んのはいいが、あの口調はあんま出すな。ファン減るぞ」
『勝己がいてくれれば、いいもん…』
「ﾌｯ…そうかよ。おら、戻んぞ」
『うん』
2人並んで歩き出す。
Aは『ふふっ』と笑って俺の腕に両腕を絡めてくる。
「席に戻る前には離せよ」
『分かってるよ！』
時々、俺の腕に自分の頭をぐりぐりと押し付けてくる……ンなことして、よく歩けるな。
席に戻るとアホ面としょうゆ顔が俺たちの方を見る。
上「お！Aちゃん、どこ行ってたの！？」
『ちょっと御手洗に。戻ってくる時に、ちょうど勝己に会ったの』
瀬「おーう！何か大変だったな悪人面！」
蛙「組み合わせの妙とはいえ、とんでもないヒールっぷりだったわ爆豪ちゃん」
耳「でも、爆豪のために怒ったA、かっこよかったよ」
瀬「こんないい彼女もって、おめぇはずりぃーよなー」
「うぅるっせぇんだよ、黙れ！」
上「まぁーしかしか弱い女の子によくあんな思い切りの良い爆破出来るな。俺はもーつい遠慮しちまって…」
(思いっきり、ウソついてんじゃねェよ)
蛙「完封されてたわ、上鳴ちゃん」
『瞬殺だったね』
上「あのな梅雨ちゃん、Aちゃん…」
俺はコイツらを無視してドカッと座る。
「どこがか弱ェんだよ」
『勝己、お疲れ様。はい！』
そう言ってAは、俺にペットボトルを差し出す。
腕が痛いのを見越して、ちゃんと蓋も開けられてる。
「…あんがとよ」
『どういたしまして！』
俺はペットボトルを受け取り、水を飲み干す。
このあとは、クソ髪と鉄野郎の腕相撲勝負が行われた。
勝ったのは、クソ髪
俺の次の相手だ。
.
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
今さらですが、2章の最後の挨拶の
ページが非公開になっていたことに
気付きました。申し訳ごさいません。
アンケートの結果を報告しているので
よければ、ご愛読お願いします。
またお気に入りが200人超え…
ありがとうございます！！
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MEGUMI(プロフ) - どういたしまして(笑)誰でも間違いはあるので気にしちゃ負けですよ！！(笑) (2021年8月8日 16時) (
レス) id: 835a7597df (このIDを非表示/違反報告)
ぜんざい(プロフ) - MEGUMIさん» MEGUMI様 ご指摘ありがとうございます。今まで気づかず大変恥ずかしいです、、本編修正致しました。 (2021年8月8日 14時) (レス) id: 0a9c9e3b11 (このIDを非表示/違反報告)
MEGUMI(プロフ) - こんばんわ､突然ですが誤字を見つけました､第３章の轟君との次のﾍﾟｰｼﾞに｢この右手の炎｣と書いてあったんですが逆ですよ〜焦凍君の個性､半冷半燃は右が氷結で左が炎ですよ〜 (2021年8月7日 17時) (レス) id: 835a7597df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぜんざい | 作成日時：2021年3月2日 13時
