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「Aさん、大丈夫ですかぁ...?」






私の額の汗を拭きながら、心配そうに尋ねるきよちゃん。






『うん、もうだいぶ良くなったの。
手間かけさせてごめんね、ありがとう、きよちゃん。』





瞳をうるうるさせてくれている彼女に、そっと私は頭を下げた。






「いえっ! お易い御用です!」





小さい体ながらも、生命力に溢れるきよちゃん。

なんて立派なのだろう...











私は、我妻におぶられた後、そのまま目を覚ますことなく、

蝶屋敷に運ばれた。


眠っていた、と言うより、気絶に近かったらしく、

意識はないわ、痛みで呼吸は荒いわ、全身汗だらっだらかくわで、

到着した途端、




「重症患者が来たぞ」




と大騒ぎだったとのこと...


全然そんなこと無かったのに、なんだか恥ずかしいな。




そのせいか、屋敷の主、蟲柱こと、胡蝶しのぶさん直々に

治療を施していただけることになった。


嬉しいことではあるけれど、胡蝶さんは柱。

忙しく、すぐ治療に当たれないため、現在はとりあえず

ベッドで超安静...



というのが、ざっと現状






『ただの頭痛への手当てじゃない気がするんだけど.....』











..... 「Aッ!!!!!」






突然、ガラッと大きな音を立てて、私の病室の戸が空いた。






「ちょっと! Aさんは病人なんですよっ!! 静かにしてくださいっ!」






きよちゃんが怒る声。






『...誰?』






荒く開いた戸の方を見ると、息を荒立て、私の名前を呼ぶ、

同期、嘴平伊之助がいた。

伍→←参



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設定タグ:我妻善逸夢 , 鬼滅 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2023年1月21日 21時

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