【鬼滅の刃】モブとして生きたい

37 ページ38

＿貴方side





不死川さんが出ていってから、外が騒がしくなった



どうやら鬼が出て宇髄さんと不死川さんが戦っているのだろう




どうか…2人とも無事でいてくれますように…




そんなことを考えていると、いきなり天井から爆発音がした




(ドォォォォォォン!!!!!!)




『…鬼!?』



煙に巻かれた部屋からは、大きな体をした鬼が見えた




｢こりゃ若くて美人な女ね！骨の髄まで残さず喰ってあげる｣



そこには、血だらけの女の鬼が立っている



『(しまった!!!)』



日輪刀は宇髄さんの屋敷に置いてきたことに気づく




｢あら？貴方鬼殺隊じゃないのね！尚更好都合だわ！｣




どうする…？




そんな事考えてるうちに、もう鬼と私の距離は近くなっていく





『助けて…！』





やっと振り絞って出した声は誰かに届く事ないだろう



静かに私は目を閉じた









…だがいつまで経っても敵の攻撃が来ない



？｢＿雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃｣




｢ギャアァァァァ!!!｣



突然、鬼の叫び声が響く




善｢Aちゃんは俺が守る｣





目を開けてみると、頸を切られた鬼と隊服を着た善逸がいた





『善逸…？』




善逸は目を瞑っている…というか寝てる？



『おーい、善逸？』




私の声に、善逸ははっとするように目を覚ました




善｢え？この強そうな鬼Aちゃんがやったの！？｣




『え？この鬼善逸が倒しt(善｢Aちゃんかっこぃぃぃぃ!!!俺を守ってえぇぇ!!!｣




さっきとは打って変わって別人の彼



二重人格なのかな？←



すると、部屋に宇髄さんが走ってきた




宇｢A!?大丈夫か!?｣



『大丈夫ですよ。善逸のおかげで助かりました』




善｢え？俺じゃなくてAちゃんが鬼倒したんでしょ｣





ほんとにさっきのこと覚えてないのか…



宇｢主犯の鬼を倒すのに手こずってAを助けることができなかった…悪い｣




『私は全然。宇髄さんと不死川さんは大丈夫でしたか？』




宇｢派手に問題ない！今から蝶屋敷に行くぞ｣




そう言って、宇髄さんは私を抱き抱えて遊郭から蝶屋敷に走った




＿＿＿＿＿＿＿＿



まさかの善逸くん登場でした((


そろそろオチも決めようかなと思ってます

38→←36

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す