【鬼滅の刃】モブとして生きたい

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＿貴方




このまま…死ぬ…



そう考えると、涙が溢れてきそうになる



せっかく友達になれた炭治郎達ともお別れになるのか



嫌だ、また甘露寺さんと伊黒さんと甘味処に行きたい

煉獄さんと食事したい

…時透君を誘いたい



『助けて…』



気がつくと無理な本音を声に出していた


だけど鬼は近づいてくる…



私が無理矢理覚悟を決め、目を瞑る


・




・




・

？｢Aに触るな…!!!｣



私はハッと目を開けた


そこには



『伊黒さん!!!??』



頼もしい仲間がいた




伊｢＿蛇の呼吸 参ノ型 塒締め｣




｢うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!｣




伊黒さんが攻撃したことにより、鬼は全員頸を落とした




…伊黒さん恐るべし



鬼を倒した伊黒さんは私の方に振り返った




伊｢全く貴様と言う奴は…！｣



『すいません…』



伊｢ハァ…｣



貴様って…さっき名前呼んでくれたのに…



伊黒さんは大きな溜め息をついて、私を姫抱きにする




ん？姫抱き？



『え伊黒さん、なんで』




伊｢貴様が怪我してるからに決まってるだろう｣




『おんぶでいいですよ』




伊｢貴様は寝ろ｣




『ﾊｲ』




やはり伊黒さんには逆らえない


私はそのまま眠りについた









伊｢(さっきAを名前で呼んでしまった…Aに引かれてないだろうか？姫抱きにしたはいいものの意識しすぎて集中できない…)｣



＿＿＿＿＿＿＿



考えてることもネチネチしてる伊黒さん…←

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