今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:79,604 hit
小|中|大
#29 ページ29
過去…
『お父さん、、
この前のテストなんだけど、、』
私のお母さんは病気で4年前帰らぬ人となった。
父「あ?
何位だったんだ?」
『…2位、。』
父「はぁ?
ふざけんな、
このクソが。
あれだけ言ってもわからんのか!」
次の瞬間。
お父さんの右手が私の頬に勢いよく当たった。
…とても乾いた音だった。
でもね、?
前言わなかった?
“5位以内に入れるようにがんばるんだぞ”
って。
なんで?
そう疑問に思っている間もお腹を蹴られたり。
顔を殴られたり。
…お姉ちゃんにはそんなことしなかったのにね。
たとえ10位でも。
私だけお父さんの敷いたレールの上を生きる人間、じゃんか。
そんなの、卑怯だ、、。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
352人がお気に入り
352人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ