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A「さぁ!どこへ行く?」
結局ノープランだったようで大学を出て右左を交互に見る。
A「どこ行きたい?」
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正直ね。どこでもいい。
Aといれるならどこでも。とか思ってる俺乙女かよ。
A「私が行きたいところでもいい?」
大貴「ん。いーよ。」
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電車で一駅の可愛いカフェ。
A「一人じゃ入り辛かったから大貴と来たかったんだー。」
その言葉の重さわかって言ってんのかな。
だとしたら相当な魔性の女…
A「大貴!入ろうよ！!」
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いや。わかってないな。
わかってないから逆に怖いんだ。
誰にでも迂闊にそう言ってそうな気がして…
アイツにも____________
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A「どれにしよっかなぁ。」
メニューを1枚1枚捲り、一品ずつ確認するAは本当に楽しそうで。
THE 女子、感が出ていて。
モテるはずなのに、なんで俺なんだ。
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A「大貴決めた?」
大貴「うん。コーヒーゼリーとオレンジジュース。」
A「え?組み合わせおかしくない?笑」
大貴「いーの!コーヒーとオレンジがいいの!」
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A「じゃあ…店員さーん!」
俺より遥かに高い声でその辺をうろついていたバリスタを捕まえる。
A「えっとー…」
メニューを指差して一つ一つ注文していくその横顔もなんか…もう…
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「お待たせしました。」
フルーツ盛りだくさんなパフェが運ばれるのを見て、絶対胃もたれするとか思いながらオレンジジュースを受け取る。
ゼリーはもう少し後みたいだ。
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大貴「…食わねぇの?」
アイスが少し溶け始める。
持ち手の長いスプーンを持ったまま俺を見て。
A「ゼリー来るまで待つ。」
大貴「溶けるからいーよ。」
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A「…でも待つ。」
なんだろね。
きっとこういうところも好きなんだろーな。
他にない、今まで出会ったことない…
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違うな。
俺がAしか目にないんだ。
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あすみ(プロフ) - かんにゃんさん» コメントありがとうございます！！ そう言ってもらえて嬉しいです！ (2016年1月3日 10時) (
レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
かんにゃん - とってもおもしろいです！ｷｭﾝｷｭﾝしっぱなしです///頑張ってください☆ω☆♪ (2015年12月31日 12時) (レス) id: dd6e20f9bf (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - ちーちゃん59さん» コメントありがとうございます！！ 文才ないですよ…でもそう思っていただけて嬉しいです！ 大好きだなんて…！！ これからもよろしくお願いします！ (2015年7月21日 22時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - 白米王子さん» ありがとうございます！！ そうです！ニノのギミゲ好きなんでそれを少し参考にしました！！ 気付いてもらえないかなーって思ってたんで嬉しいです。笑 (2015年7月21日 22時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - めがねっこさん» 完結しました！！ ありがとうございます！！ やっぱりありやまはいいですね。笑 社会人なんて初めて書いたんで少々不安だったんですけど… 大丈夫そうかな？笑 最後まで読んでいただきありがとうございました！ (2015年7月21日 22時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすみ
| 作成日時：2015年6月6日 15時
