52.専門外依頼 ページ12
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有「…で、なんで俺が呼び出されたんだ」
「今回だけ！今回だけでいいから頼む！」
深夜0時頃。
月明かりが照らす町外れの小道で男が2人。
有「俺の仕事は情報収集だ。他にやるつもりは無い」
「ただの留守番だから！」
こんな深夜に大ちゃんを呼び出した俺の考えは、
明日の留守番を大ちゃんに頼み、俺は光くんを尾行しようという作戦だ。
ただこいつ、頭が固い。
俺の知るあの"有岡大貴"なら、食べ物ひとつで吊れるが、それを試して見たら「そんなので協力する馬鹿がいるか」と若干引き気味で見られた。
その馬鹿のやり方で吊れるのがお前なんだよお前。
「…ケチ。」
有「子供と過ごしすぎて頭が子供になったか？」
JUMPの有岡大貴じゃないと分かっていても
こいつにだけは言われたくない！！
有「はぁ、…今回は金が絡んでるんだろう？」
「あぁ、」
有「あと1日くれれば、お前が今抱えている問題も、そしてお前の本来の目的にも精通している情報が得られそうなんだがな〜」
…なんで俺が逆に脅されているんだ。
今の大ちゃんの発言、今の俺にとっては喉から手が出る程欲しい情報だ。
報酬上乗せという手を使いたいが、生憎この世界で俺は金も報酬に出せるような代物も持ち合わせちゃいない。
有「1時間。」
「え？」
有「1時間だけ。その依頼受けてやる。
が、1時間でお前が戻ってこなければ、
今言った情報はなかったことにする。」
「マジで？」
有「俺は嘘はつかん。」
「報酬は？」
有「今回はいい。その変わり、仮いちだ。」
なんだ？俺が頭を抱えているのを見て折れたのか？
困ってるやつは見過ごせない的なあれか？？
「さっすが、俺の親友。」
有「親友になった覚えはない。」
なんだ？こっちの大ちゃんはツンデレなのか？
「似合わね」
有「なんか言ったか？」
「いーや、別に？」
どっちの世界だろうが、大ちゃんは大ちゃんだな。
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aramina(プロフ) - とても面白かったです！更新楽しみにしてます！ (2022年10月7日 10時) (
レス) @page15 id: 995aa654dd (このIDを非表示/違反報告)
れな - このお話とても面白いです！続きがとても気になります！ゆっくりでいいので頑張って下さい！ (2021年8月18日 1時) (レス) id: d97c215a56 (このIDを非表示/違反報告)
涼奈(プロフ) - Siroさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて本当に嬉しいです！不定期更新にはなりますが、今後ともよろしくお願いいたします！ (2020年7月20日 16時) (レス) id: 9c1cc16d73 (このIDを非表示/違反報告)
Siro(プロフ) - 勉強の息抜きにこの小説を読ませていただいています。一話一話が面白くて、更新されるのをいつも楽しみにしています！作者様のペースで更新頑張ってください！応援してます！ (2020年7月13日 20時) (レス) id: 200e55a5ac (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - お話凄く面白いです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！！！ (2020年4月9日 22時) (レス) id: 3712bdf8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼奈 | 作成日時：2019年3月26日 11時
