俺に恋した絶対エース.｡arym｡.

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車を走らせ約３０分 。



海が見えてきた 。






｢ いのおくん！みて！ ｣



｢ うん 。みてるよ ｣






車を止めて 、外に出る 。





｢ ぅっわ..さむ 。 ｣



｢ いのおくん..おいで ｣






いのおくんを引き寄せて手を繋いで歩く 。





｢ ちょ..まずい__ ｣



｢ 夜だし大丈夫だよ 。気にしないで ｣



｢ ん.. ｣






今日は雲もなくて星空が広がる 。






｢ きれい.. ｣





さすがに水際は寒いから堤防から海をみる 。

車から持ってきたブランケットをふたりで肩にかける 。






｢ 星が..きらきらしてる..


お月さまもみえるね 。きれい ｣




｢ いのおくん.. ｣





空を見上げるいのおくんが


あまりにも儚く綺麗で 。


どこかに消えてしまうんじゃないかと錯覚するほど 。



俺は 、そんないのおくんの存在を確かめるように ぎゅ..と抱きしめた 。




｢ ん..ふふ..どうしたの..たかぎ ｣



｢ いのおくん..好きだよ ｣



｢ ...俺も 。大好きだよ 。 ｣






離れると絡まる視線 。


どちらからともなく引き寄せられ


静かに重なる唇 。





｢ ん..ゅ‥やぁ… ｣



｢ いのおくん..ｯ. ｣






これ以上すると抑えがきかなくなるから

離れるともの足りなさそうな顔をするいのおくん 。




｢ ゆうや..もっと‥して..? ｣



｢ ｯ...いのおくん 、帰ろ 。帰ってからね ｣




本格的にヤバい 。どこでそんな言葉覚えてきたんだか 。





｢ ゃｯ..じゃああと１回…ね？ ｣



｢ ん 、少しだけね ｣





軽く 、キスをした 。



｢ 帰ったら激しいのしてあげるから ｣




暗くてもわかるほどいのおくんの頬は真っ赤 。



俺らは車に戻り 、俺んちに向かった 。






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