俺に恋した絶対エース.｡arym｡.

story　２ ページ2

ym




｢ って夢みたの ｣←


｢ うわっ涼介へんたぁい ｣



｢ んなことないだろ ｣




今日は雑誌の撮影 。

たまたま撮影のペアが一緒だった知念に昨日みた夢をはなした 。

へんたいって 。




｢ 知念ー 、だいちゃんは誰とペア？ ｣


｢ ん？いのちゃんじゃない？ ｣


｢ んげ 。いのちゃんかよー ｣


｢ 俺がどーかした ？ ｣



｢ うおっ ｣ ｢ うわっ ｣





そこにはぽけぇとした顔でこちらをみつめるいのちゃん 。




｢ はよ 。んで 、俺がどーかした ？？ ｣



｢ あ 、いや別に？ ｣




｢ はよございま〜す ｣




この声は...！





｢ っだいちゃん！ ｣



と言ったのは俺



…ではなく 、いのちゃん 。




｢ おーう 、はよ 。いのちゃん ｣


｢ おはよぅ〜 ｣



俺の前からささっとだいちゃんに寄り 、

ぺたぁとくっつきもたれかかるいのちゃん 。

だいちゃんのみみもとで何かを話し 、ふたりで微笑みあう 。




｢ んだよあいつ… ｣



｢涼介 、声にでてるよ｣


｢ おっと ｣





｢ はよー ｣




続けて入ってきたのは雄也 。


いのちゃんたちの姿を見て一瞬目を見開き 、きっとひとにらみしたと思ったら妖しく笑った 。




｢ いのおく〜ん？ ｣




いつもより少し低めの声を出した雄也にびっくりしたのか肩をふるわすいのちゃん 。




｢ ぉ、はよぅ、たかき.... ｣






｢ なんであんなにびくびくしてんの ？ ｣



｢ みてればわかるんじゃない？ ｣





なにか知ってる様子の知念 。


いのちゃんを見るとだいちゃんの方をすっと離れてる 。




｢ んなことしてもムダ 。


こういうとき何て言うの ｣



｢ ..ごめんなさぁい ｣



｢ ん 、よし 。おいで ｣


｢ ふふっ…たかきー ｣







｢ ...え 、、なにあのふたり 。デキてんの ？ ｣



俺はまさかと思いながらも知念に問いかける 。



｢ ぴんぽーんっ ｣



当たり前かのように笑いながら答える知念 。


ふとだいちゃんの方をみると


微笑ましそうにいのちゃんたちをみつめてる姿 。





そして実感する 。




....好き 、だなぁ 。





.

story　２（おまけ）→←story　１

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す