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もう慣れた。こういうのは。 ページ7

次の日、学校に行ったら。

黒板や上靴、机に悪口を書かれていた。

いつものぶりっ子で…

「だぁれぇ?こんなことしたのぉ…すっごく悲しいよぉ…(ぐすん)」

と、今日は出席大サービスで泣く真似もした。

そしたら、いじめのリーダーっぽい人が教室に入ってきた。

リーダー「気持ち悪りぃんだよ!こんなことされたくなかったらもう2度と学校来んな!」

「そんなのぉ、お母さんにぃ怒られちゃうからぁ無理だよぉ〜…」

まあ良いけどさ。


アヤ「今日は酷いね…」

ト「…うん…」

アヤ「…止めないと…」

女1「姫アヤ、大丈夫だよ。こんな事ではへこたれないって。」

アヤ「でも…」

女2「そいつの言う通りだよ。いつもの仕返しだから。ね!」

アヤ「…うん……」


ドカッ!


私は掃除ロッカーに蹴り飛ばされた。

「…………」

もう、抵抗する気にも慣れなかった。

「…!ぐはっ!…けほっけほっ……」

腹を殴られた。でも、慣れたよ。こんなの…

一人になった事で守ってくれる人もいなくなった。

先「何事だ!」

さっきの大きな音で島之内先生を先頭に色々な先生と野次馬で隣のクラスの生徒達が覗きにきた。

先「お前達!今すぐ職員室へ来い!だれか、コイツを保健t(「大丈夫ですよぉ…慣れましたからぁ…」おい…おい!保健室に行け!」

私はその言葉を無視してスクッと立ち上がり、自分の席に向かおうとした。その時、誰かに手を掴まれた。

アヤ「ダメだって!保健室行こ!」

私は目を見開いた。

女3「姫アヤ、何してんの!大丈夫だって!」

アヤ「そんなことない!」

「その子の言う通りぃ大丈夫よぉ。慣れてるからぁ。」

と笑顔で言った。

アヤ「絶対そんなの嘘!行こう!」

と、私の手を引いて保健室に連れていかれた。

その時、ブレザーのポケットからお守りが落ちた。

「あ……」

私はもう諦めた。今までずっと見守ってくれた、神様なのに。

ああ、もう見放されてたか。

女4「なにこれ。あいつの?」

その子が踏もうとした瞬間綺麗な手が伸びてそれを拾い上げた。

お守りを拾い上げた人の周りにいた女子は何故か顔を赤くしていた。

お守りを拾ってくれたのは月浪さんだった。

月浪さんは廊下にいる私にそれを手渡した。

「ありがとぉ。」

ト「僕も保健室一緒に行くよ。」

「そんなのぉ、悪いからぁ、大丈夫ぅ。」

女3「うわぁ。月浪君とチビデブリっ子似合わなすぎ…」

女4「それな…」

はぁ…

「…馬鹿か私は…」ボソッ

ト「…え?……」

初めて交わした会話。→←妖怪を操るニンゲン



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ピカヒカリ - ありがとうございます…!ウラニャスはギリシャ神話の天空の神ウラノスからとりました…!本当にありがとうございます!! (2019年4月8日 17時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» たくさんの情報ありがとうございます!ウラニャスも使わせていただこうと思います!ありがとうございます! (2019年4月8日 17時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - 今読んだんですけど、作者様のお好きにして下さい…! (2019年4月8日 17時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - aruya100さん» すみません!後から知ったんですけど、ヴィーナスは女神の名前でもあるのでウラニャスがいいと思います! (2019年4月8日 14時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - イデア博士さん» 返事が遅くなりました。なんだかすみません…そう言うのわからなくて…樹恩の時は性格が悪いっちゃ悪いのでいけるかなぁ…って思った結果がこれなので。その辺はこれから学んで改善していけたらなぁ、と思っております。ご意見ありがとうございます。 (2019年4月8日 0時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aruya100 x他1人 | 作成日時:2019年3月16日 1時

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