懲りない人たち ページ42
女1「おい、ちょっと目を離したすきに好き勝手しやがって…」
リーダー「ふざけんなよ。」
持たれていた壁から離れて言った。
「…はぁー。君達も懲りないねぇ…前みたいにボコボコにできると思ったら大間違いだけど?」
酒「今回の場合は俺が呼んだんだ。なんか文句ある?」
女2「酒呑君、こんな奴と一緒にいない方がいいよ?
酒呑君が汚れる。あんたはさっさと酒呑君から離れたら?」
「ついにそういうことしか言えなくなったか…かわいそーに。」
適当に思ってもいない事を言った。
リーダー「早く離れろって言ってるでしょ!」
ある女に押されて(というか押し飛ばされて)無理やり離された。
私はバランスを崩し尻餅をついた。
酒「…………」
「……痛い。」ボソッ
尻餅をついてもちろんお尻を痛いが、ついでに尻餅をついた時に右手の地面に強くついてしまってらしく右手首も非常に痛い。
しかし、何もなかったかのように立ち上がりスカートについた埃を払った。
リーダー「押されただけで尻餅つくとかダサッ…」
集団リンチを受けて周りにいた人達も気が付き始めたどころかもう注目の的だ。
休み時間は先生たちはご飯を食べるなり休憩するなりしてなんだかんだで先生はいない。
この時間を利用したのはある意味賢い。学習したんだなぁ。
リーダーが近ずいて来た。
下を向いている私を殴ろうと拳を上げた瞬間、私は足でリーダーの足を引っ掛けてこかせた。
リーダー「痛っ!」
リーダーも尻餅をついた。
「…これでチャラだよね?」怪笑
女3「リーダーを舐めてんの…?」
…もう何がしたいのかわけがわからない。
「あんなやつ舐めたくもない。君達もそろそろ解散した方がいいんじゃないの?先生くるし。」
リーダー「…解散。」
リーダーが言った瞬間いじめグループは解散した。
そのあとすぐに先生が駆けつけたが、そこにはさっきの騒動がなかったかのようにいつも通りだった。
私も教室に帰ろうと歩いていると酒呑さんとすれ違った。
見ていた痛めた右手を何も無かったかのように下げた。
すれ違う時に酒呑さんが手をパンッと当ててきた。
痛いと思ったが…
「…痛くない」
痛みは無くなっていた。
後ろを向くと、大胆不敵な笑みを浮かべた酒呑さんがこちらを見ながら歩いていた。
「……ほー。そういうことか。」
治した…ではなく、何かが出来無くなったと考えた方がいいと私の勘は悟った。
出来なくなった事…
「!あいつまさか…まさか…ね…」
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ピカヒカリ - ありがとうございます…!ウラニャスはギリシャ神話の天空の神ウラノスからとりました…!本当にありがとうございます!! (2019年4月8日 17時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» たくさんの情報ありがとうございます!ウラニャスも使わせていただこうと思います!ありがとうございます! (2019年4月8日 17時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - 今読んだんですけど、作者様のお好きにして下さい…! (2019年4月8日 17時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - aruya100さん» すみません!後から知ったんですけど、ヴィーナスは女神の名前でもあるのでウラニャスがいいと思います! (2019年4月8日 14時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - イデア博士さん» 返事が遅くなりました。なんだかすみません…そう言うのわからなくて…樹恩の時は性格が悪いっちゃ悪いのでいけるかなぁ…って思った結果がこれなので。その辺はこれから学んで改善していけたらなぁ、と思っております。ご意見ありがとうございます。 (2019年4月8日 0時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aruya100 x他1人 | 作成日時:2019年3月16日 1時