選ばれる日 ページ3
はぁぁぁぁぁぁぁぁ…
今日も1日色々言われたなぁ…
と思いつつ、帰ろうと廊下に出たら、
女1「じゃあね!チビデぶりっ子!」
「じゃぁねぇ!」
女2「はっ!今日も安定のキモさだな!」
「そぉんなことぉ、言わぁ無いでよぉ」
女1「キモ!帰ろ!」
昨日も同じ会話した気がするな…まあいいか…
アヤ「亜空さん…今日も悪口言われてるね…」
ト「うん…言われてくじけないところがすごいよね…」
全く人ごとだな…まあ離れて遠目で見てくれてるんならいいけどさ。
私は学校を出た。
まあ、一人になりたいからとはいえ、若干イラっとするね。
?「…おい」
「!(ビクっ)…誰?」
?「ここだ。」
と、声のする方を向くと、黒いモヤがいた。
「…誰?お前。」
?「俺は空亡。妖怪だ。」
「妖怪ネェ…面白いな。っで、なんか用か?」
空「お前、今いじめられてるだろ?対抗できる力をあげようと思って。家でも理解してくれる人なんていないだろ?だから、理解者になってあげようと思って…」
「…別にいらない。一人になりたいから自分の好きでやってんの。」
空「お前は選ばれたんだ。俺らは数千年に一度蘇るんだ。蘇る時、必ずだれか人間か妖怪を選ぶのが掟であり、伝統なんだ。」
「ふぅん…いいよ。面白そうだし…何をすれば良い?」
空「…悩まないんだな、面白い。
よし、お前にまず力を与えよう。」
と言った瞬間、空亡が私の中に入ってきた。
「!……何してんの?…あ、出てきた。」
空「今、お前に力をあげた。その首にかけた石は俺らの力を使うためには必ず必要な物だ。ずっと持っとけよ。」
「おー、んで、何をすれば良い?」
空「俺らの力を使ってその辺にいる妖怪の怨みや妬みを爆増させて凶暴化させるんだ。面白そうだろう?」
「確かに…私にはもう妖怪見えるのか?」
空「あぁ、さっき入ったとき見えるようにした。」
「ふふっ…これから面白くなりそうだな…」
空「あぁ!俺も良い奴を選べて良かった。帰ろうぜ…あ、しばらく家に置いてもらうぞ。後、俺のことは誰にも言うなよ?」
「分かった。改めてよろしくな!空亡!」
空「あぁ、よろしく、お前、名前は?」
「あ…私、詩苑って言うんだ。」
空「詩苑か。よろしくな。」
私たちは家に帰っていつも通りご飯を食べてお風呂に入って寝た。
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ピカヒカリ - ありがとうございます…!ウラニャスはギリシャ神話の天空の神ウラノスからとりました…!本当にありがとうございます!! (2019年4月8日 17時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» たくさんの情報ありがとうございます!ウラニャスも使わせていただこうと思います!ありがとうございます! (2019年4月8日 17時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - 今読んだんですけど、作者様のお好きにして下さい…! (2019年4月8日 17時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - aruya100さん» すみません!後から知ったんですけど、ヴィーナスは女神の名前でもあるのでウラニャスがいいと思います! (2019年4月8日 14時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - イデア博士さん» 返事が遅くなりました。なんだかすみません…そう言うのわからなくて…樹恩の時は性格が悪いっちゃ悪いのでいけるかなぁ…って思った結果がこれなので。その辺はこれから学んで改善していけたらなぁ、と思っております。ご意見ありがとうございます。 (2019年4月8日 0時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aruya100 x他1人 | 作成日時:2019年3月16日 1時