なぜここに… ページ10
これはいい事を知った。
言葉という武器を使えばいろいろな人を操れるのでは…
月浪さん達に知られちゃったしなぁ。忘れさせられるように何とかなんねぇかな…
「はぁ…」
これについて考えた結果。
ならない。知られた事を記憶から消すなんてまぁ出来るわけない。わかってたけど。
「……!…」
何か…来る。
今はまだ詩苑だった。けど、中身は樹恩だった。
人通りの多いここで…え?私、いつこんな所に…
そういえば。気がつけば私は悪魔の交差点と呼ばれる所に来ていた。
…空。
心の中で呼んだ。
空「どうした?」
来てくれた。
何か感じないか?
空「お前も気がついたか。あぁ、何かよくわからないが大きなものが来る…俺たちの敵のような存在の妖怪っぽいぞ。妖気的にな…少し離れよう。」
「分かった。」
俺たちは交差点を離れて、ある一角にある三角形の公園に来た。
が。
「…オイオイオイ…」
空「お、俺もこれは予想しなかったぞ…」
そう。俺たちを追ってきていたのは、今、妖魔界の頂点に立つ現大王の、蛇王カイラというやつだった。
その後ろには月浪さんたちが。
空「お前はとりあえず着替えろ。ほら。」
空はいつも俺が着てるコートを俺に被せた。
「サンキュ…」
俺はコートを着て俺を探している奴らを見た。
「なぁ…このまま逃げねぇか?」ボソッ
空「それが懸命だな…行こうぜ。」ボソッ
俺たちは公園から立ち去ろうとしたら、予想通り声を掛けられた。
蛇「おい。そこの黒いやつ。一人か?」
「え?あ、えっとそうだが…」
ト「あ、樹恩さん!」
「あぁお前らか。久しぶりだな。」
俺は目が会うことがないため、蛇王カイラと月浪さんを交互に見た。
じゃ、蛇王カイラ…怒ってないか?
アキ「こんなところで会うなんて。」
ナ「なんでこんなところに?」
ケ「ぐ、偶然だね!樹恩さん!」
…なんかわざとらしくないか?こいつら。すごい話しかけてくる…
やっぱりか…
「…俺がここに来たのは、お前等が俺を追っていることを証明させるためだ。そうだろ?お前達は俺を、俺の妖気を追ってきたんだろ?」
ト「…………」
ナ「…………」
アキ「…………」
ケ「…………」
「黙ってるって事はあってるって事でいいのか?」
蛇「…どこで分かった?」
ようやくこいつが口を開いた。
「なんでって…」
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aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» いえいえ、お礼を言うのはこっちの方です*^ ^*では、また明日、写真を載せさせていただきますね!可愛いイラストを本当にありがとうございますm(_ _*)m (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - aruya100さん» は…!はい…!!ありがとうございます!!嬉しいです…!!!! (2019年11月24日 1時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» イラストありがとうございます!すごく可愛いです!お気に召さないなんてとんでもないです。むしろ気に入りました!もし、よろしければなのですが、イラストを皆様にご紹介させていただきたいのですが、よろしいでしょうか? (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» お久しぶりです。スランプの時はありがとうございました! (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - (image:http://uranai.nosv.org/uploader/common/0/4/e/04eb800173dd2e6e1e53ede6411fce56.png)になってます…!もし見れなければ言ってください…! (2019年11月24日 0時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aruya100 x他1人 | 作成日時:2019年4月21日 18時