選ばれた少女 No.2

存在意義 ページ8

もっと強く…




最近何か抜けていると思ったら。強さを求めるキモチだったのか。


私、いや、俺には何が足りない？

何を求めて何のために…？


あれ？そういえば…俺って何でこんなことしてるんだ…？

何でこんな奴と、こんな事を…？

そもそも俺という存在の意味って何なんだ…

生きる意味があるのか？

理由があるのか？

『存在意義』。その単語が頭のいろいろなところを駆け巡る。

俺は…私は…







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.






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何を求めて、何のために生きているんだろう？


そして。


何がしたかったのだろうか？

もし俺が空に出会っていなかったら何をしてどう過ごしていただろう？

いじめがエスカレートしても耐えていたか？

むしろ、気持ちを抑えられなくなって暴走していたか？


そんな事誰にも分からない。


存在意義。この言葉はいつまでも俺を苦しめるだろう。

俺の頭の勘がそう言っている。

いや、勘かどうなのかは分からない。

そう語りかけられたような気がした。


…気のせいだろう。


まぁとにかく。確かに。存在意義という感じで4文字。ひらがなで6文字の多寡が単語という言葉にたくさん悩まされている。


今更ながら思った。








言葉とは人を操るには最適の武器だということを。

作者より→←いつ意識が…？

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