選ばれた少女 No.2

これから。 ページ47

それから、数日。

互いに名前呼びをし始めたことにより、ナツメたちにはあっさり関係がバレてしまい、恥ずかしい思いをした。

……公開処刑と言ってよかった。あれは。うん。


それからというもの、トウマといる時間が増えた。

今日もお互い1人だからと、トウマの家に遊びに来ている。


まぁ、いつもぼーっとしているだけで大してなにもしないが …

でも今日は、少し違った。

私が来て、一息ついた後、少し驚くべき内容の話…

と言うより提案を切り出した。


ト「探偵団に入ってみない？詩苑はあの凄まじい妖気に耐えたから、妖術も強いのが使えると思うし…」


…だそうだ。

うーん。あの一件が解決してから、だいぶ時間を持て余していたからな。

でも、迷惑かけたくないしなぁって色々な考えが頭をめぐる。

家で1人でぼーっとしてるよりマシかぁ？

ト「…………いや？」

「、！いや、そう言うのじゃなくて、…。」

……もういいや！

「私なんかがいいのなら。」

ト「ほんと？じゃあ早速明日行こう。アキノリの家だよ。」


あぁ…

「…知ってる。っていうか本当にいいの、迷惑かけるよ、絶対に。」

ト「全然気にしないと思うよ。こういうのって助け合いだから。」


そうだね、って私は笑い返した。

トウマが笑うとつい笑い返したくなるのは
恋の所為なのかな？


………まぁいいや。


＿＿＿翌日。



私とトウマは、アキノリの家(探偵団の拠点的なの)に来ていた。

正直に言って、緊張している。

なんの能力もないただの人間まま、彼らに会うのは今日が初めての上に、あの件が解決してから会うのも1週間ぶりくらいだ。


ガラガラ


ト「おまたせ、アキノリ、ナツメ 。連れてきたよ。」


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みんなこんにちは、aruya100です。
今回は、イラストを描いていただきました！



こちら、ピカヒカリ様に描いていただきました！
そして載せるの遅れてすみませんm(*_ _)m

レグニャスこと、レグを書いて頂きました！
可愛いイラストをありがとうございました！！

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