逃げてばかりで…消えていく。 ページ44
もう2度と戻ってこない。
戻ってこれないように。
…あ。月浪サン達に謝ってない。謝ったけど、直接謝れてない。
「……はぁ…」
3度目のため息。
こんな短時間でこんなにため息をついたのは久々だ。
……あれ？そういえばレグは…？
………レグ？
少しキョロキョロと見渡すが、いない。
足元にも…いない…いない⁈
…………。
「……はぁ………」
アヤ「ため息をついたら幸せが逃げるよ？」
「！……別に、逃げてもいい、し…」
いつの間にか、周りに人が集まってた。
いやだ、なんかこの感じ…
……集団に囲まれるってこんな怖かったっけ…？
「…⁈」
ﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝ
ナ「え⁈大丈夫⁈お、落ち着いて！」
はい吸って〜、吐いてーと深呼吸を私にさせようとする。
私はいつのまにかしゃがみこんでいたようだ。
そりゃ余計に心配されるわけで。
「はぁｯ…はぁｯ…」
落ち着け…落ち着け自分……
今からﾀﾋぬんだよ?
このままはダメだ。絶対…
少し、落ち着いてきた。
「ふぅ……」
ちなみに私は逃げてきた。
今は駐車場だ。車が結構止まってるし、わかりずらいと思うが。
なぜ逃げているかと言うと、私に事情を話させようと、しつこいから。それだけだけど。
でも…
ト「ハァ…ハァ…亜空、さん…」
まだ着いて来る。本当にしつこい。
あれ、月浪サンだけ？
まぁ、何人だろうと逃げるだけだけど。
と思った瞬間、後ろから気配がした。
後ろから、天野兄弟が貰った！と飛びかかってくる。
私はクルリと避けて、駐車場から出て、路地に入る。
細い道だから、気を付けないといけない。
なんでこんな人たちと遊んでいるのだろうか。
そう思いつつ、路地を曲がろうとした瞬間、その曲がり角から、月浪サンが急に出てきた。
考え事をしていた影響で、気配を察知せずに、油断までしていた上に、急に出てきたため、瞬時に反応できず、手首を掴まれてしまった。
ト「捕まえた。」
意味深な笑みを浮かべながらも、疲労感のある笑みを浮かべる。
「くっ…離せ…」
思いっきり睨んで見るが、怯む様子は一切ない。
ト「ねぇ、なんで、話してくれないの？少し、空とどう知り合ったかとか、知りたいだけなのにさ。」
「…………」
そんなのどうでもいいじゃん。
関係ない、あんたらに。
ト「…でも…良かった。いなくならなくて。亜空さんがいなくなったら僕どうしようかと思った。」
……は？
「何、言ってんの…？」
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aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» いえいえ、お礼を言うのはこっちの方です*^ ^*では、また明日、写真を載せさせていただきますね！可愛いイラストを本当にありがとうございますm(_ _*)m (2019年11月24日 1時) (
レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - aruya100さん» は…！はい…！！ありがとうございます！！嬉しいです…！！！！ (2019年11月24日 1時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» イラストありがとうございます！すごく可愛いです！お気に召さないなんてとんでもないです。むしろ気に入りました！もし、よろしければなのですが、イラストを皆様にご紹介させていただきたいのですが、よろしいでしょうか？ (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» お久しぶりです。スランプの時はありがとうございました！ (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - (image:http://uranai.nosv.org/uploader/common/0/4/e/04eb800173dd2e6e1e53ede6411fce56.png)になってます…！もし見れなければ言ってください…！ (2019年11月24日 0時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aruya100 x他1人 | 作成日時：2019年4月21日 18時
