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お詫びと代償。 ページ41

「月浪サン、天野サン、有星サン。


迷惑をかけた代償として、わたしが君たちを
命をかけて守る。

万が一、天野サンがタヒにかけたら、


わたしが身代わりになる。



そういうことだから、あとは君たちの好きに、戦って、ください。」

わたしはそれだけ言って、少し離れた。


そして、阿修羅に向かって口パクでごめんなさいと謝った。

阿「!……」

驚いたように目を見開く。

……意味わかんない。


私はやつの攻撃を避けながら、やつに向かっていく。

まさか

最初に意見を聞いてくれるやつと戦うことになるとは思わなかった。

最初の優しさはやっぱり偽物だったのだ。

わかってて乗ったけど。このせいでタヒぬ事になるなんて思わなかった。

前髪が無いせいでいつもの調子が出ない。

すごく開放的で周りはよく見えるけど。

私はレグに問う。

「なんでついてきたの?」って。

レグは答える。

「主だから」って。

あと…とレグは続けた。

レ「約束したからニャス。アイツを倒すって。」

「…………そう、か。」


最後に聞いた。私は信用されていたか。

レグは答えた。信頼していた、と。

「……あの中にいる、天野サンを助けろ。」

レ「了解ニャス!」

レグは空間を破ってどこかへ消えた。

私は捨て身の技を使う準備をする。

この技を使えば、対象を確実に倒すことができる。

対象にだけ、被害が出て、対象外は何も起こらない、スグレものだ。

そのかわり、この技を使ってしまえば。



タヒ が待っている。



今の私にはぴったりな技だと思う。

タヒにたいけどあいつも倒したい。

そうこう頭で考えながら攻撃を避けているうちにレグが戻ってきた。



…なかなか器用なことをしているなと我ながら思う。

レ「樹恩、終わったニャス。」

「…天野サンは?」

レグが下を指さす。

そこに、天野サン…?


妖気を体から放った天野サン(?)がいた。

アキ「!ナツメ?!」

阿「まさか、朱夏が覚醒したのか?!」

…なるほど、天野サンの中にいた朱夏が出てきたのか。

レグは何もやっていないと。

…まぁいいや。

私は剣を作って奴に斬りかかる。

手で止められた。

何度も何度も斬りかかった。

次第に体力がなくなってきたのか、過呼吸になっていく。

そして、何を思ったのか、突然、天野サンこと朱夏が赤い光を放った。その瞬間、あたりが凄まじい光で包まれた。

空は空天、朱夏の護衛役。→←予定よりはるかに早い目覚め。



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aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» いえいえ、お礼を言うのはこっちの方です*^ ^*では、また明日、写真を載せさせていただきますね!可愛いイラストを本当にありがとうございますm(_ _*)m (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - aruya100さん» は…!はい…!!ありがとうございます!!嬉しいです…!!!! (2019年11月24日 1時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» イラストありがとうございます!すごく可愛いです!お気に召さないなんてとんでもないです。むしろ気に入りました!もし、よろしければなのですが、イラストを皆様にご紹介させていただきたいのですが、よろしいでしょうか? (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» お久しぶりです。スランプの時はありがとうございました! (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - (image:http://uranai.nosv.org/uploader/common/0/4/e/04eb800173dd2e6e1e53ede6411fce56.png)になってます…!もし見れなければ言ってください…! (2019年11月24日 0時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aruya100 x他1人 | 作成日時:2019年4月21日 18時

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