終わりの始まり。《カクゴ》 ページ29
空said
分かってないだろう？お前は。
さっき言ったこと。
お前は、俺を恨めばお前の力も増幅するって思ってるはずだ。確かに増幅はする、だが。
お前1人と無数のオレ達がそれぞれ同じくらいに負の感情を持ち、その力で戦えば。
そしたらどちらが勝つか、なんて一目瞭然。
それに、もうすぐ痣は全身に回る。その瞬間、お前の体はもう真魔、オレ達のものだ。
もはや、お前にはもう何もできない。
あの痣の痛みに耐え続け、オレをここまで追い詰めたのはお前が初めてだ。根性だけは褒めてやるよ。
詩苑said
「くっ……」
だめだ…体が思うように動かない…
真っ青に染まった右手を見つめる。
残酷だなぁ…気持ち悪い。見たくない。
空「…どうした？オレを攻撃しないのか？面白くないな。」
面白い？私はそんなもの求めていない。
そもそも、私はお前のパートナーになった時、こうなるなんて思っても見なかった。
なんとなく利用されるのは分かっていたけど。
？「おい、そこを退け。」
後ろには、さっきまで居なかったはずの酒呑童子が立っていた。
「…何するんだ？」
酒「言うまでもないだろう。この世から消すだけだ。」
即答だった。それに少し苛立ちを覚えた。
だから言った。
「…お前にはできない。残念だな。」
酒呑童子は私を睨んで言った。
酒「妖術１つ繰り出せないお前が何を言う？その痣が全身に回ればお前はもうﾀﾋぬ。もうお前の役目は終えた。」
「…終えてない。」
そうだ。私にはまだ、空を、真魔を消すという最後の仕事がある。
「私には、まだ、コイツを消す仕事が残っている。」
だから。空。消えてよ。
空「オレがそんな簡単に消えるとでも思っているのか？オレは、オレ達はまだ目標を達成していない。
だから、お前達には邪魔させない。しかも、オレが消えても他の仲間がいる。オレだけを消したところで何も変えられないぞ。」
他の仲間がいる、か。やはり自分を犠牲にするか？
…それが1番いい気がする。理由はない。直感だ。
それに、私がいるせいでこの世界が壊れそうなのなら。
私がコイツらのパートナーになんかなったからこうなったのなら。
いなくなった方がいいんじゃないか、そう思った。
「…じゃあ、私と、命をかけて、勝負しよう。1体1で。」
ナ「え？！」
アヤ「そんなっ、ダメだよ！」
ト「…………」
エ「…お前はそれでいいのか。」
「いい。」
即答だった。
自分のしたい事に今は理由なんていらないだろう？
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aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» いえいえ、お礼を言うのはこっちの方です*^ ^*では、また明日、写真を載せさせていただきますね！可愛いイラストを本当にありがとうございますm(_ _*)m (2019年11月24日 1時) (
レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - aruya100さん» は…！はい…！！ありがとうございます！！嬉しいです…！！！！ (2019年11月24日 1時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» イラストありがとうございます！すごく可愛いです！お気に召さないなんてとんでもないです。むしろ気に入りました！もし、よろしければなのですが、イラストを皆様にご紹介させていただきたいのですが、よろしいでしょうか？ (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» お久しぶりです。スランプの時はありがとうございました！ (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - (image:http://uranai.nosv.org/uploader/common/0/4/e/04eb800173dd2e6e1e53ede6411fce56.png)になってます…！もし見れなければ言ってください…！ (2019年11月24日 0時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aruya100 x他1人 | 作成日時：2019年4月21日 18時
