始まったタタカイとフクシュウ。 ページ21
______ゾクッ!!
「っ?!」ビクゥ
なになになに怖い怖い!
何か背中にゾクッとした冷たいものが走ったような気がした。
早く帰ろう。
「……空?いる?」
_______シーン。
「……え?」
私は誰もいない夕焼けの空の下で周りを見渡した。
「…空…まさ…か…」
空…もう始めるの?
私に、なにも言わずに、そんな、勝手に…
「…ははっ…まさかね…」
そんなわけない。そんんなわけないって思いたい。
唯一信じられる、なんでも言えるやつだったのに…
勝手に信用してただけとか、そんなのやだ。絶対。
「空?……」
______シーン。
「…応答なし、かぁ?」
______シーン。
「うっそぉ……」
急いで帰ろう…ってかなんか周りの雰囲気おかしくね?
「………ヤバそう、早く合流しよう…」
私は急いで家に帰った。が、空が居なかった。
空?と何度か呼びかけたがやはり返事がなく、
どこを探しても居ない。
私はいつもの黒いコートを着て、馴染み深いビルの屋上へ一瞬で移動…
できた。妖術、というかまだこんな感じのやつが使えるならまだ安心。
まだ移動し放題なら、やることは一つだな。
「ハァ…空どこいってんだよ…」
俺は正直言ってすごい不安だった。
結局1人では何もできなかったってことがすごく悔しい。
俺だって、私だって…なんとかしたい。この状況…あの人たちの誤解を解いてあげてぇよ…!
実は前に、空が空になる前、空天だった時居た場所に連れて行ってもらっていた。
そこにはすごく大きなお城があって、見た目はすごく立派だったが、年月がだいぶったっているせいか中はひどく荒れており、昔警備していたと思われる妖怪の死骸(骸骨)などがたくさん転がっていた。
何度か戦闘になったが、空のおかげで軽々勝つことができた。
そして連れてこられたのは、自分が塗り替えたという空が空天だった時に護衛をしていた、ある妖怪の歴史だった。
塗り替えた内容というのは、
『5つの妖聖剣を集めれば空(詳しくは空亡)が覚醒する』
というものを
『5つの妖聖剣を集めれば元々護衛していた例の妖怪が覚醒する』
というの歴史に。酷い話だ。
月浪サン達は騙され続けていた、ということになる。
「…っ…空……月、浪、さん…」
?「はハ…!楽シクなって来たナ…
シュゥウカァァァアアアアアア!!!!!!!」
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aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» いえいえ、お礼を言うのはこっちの方です*^ ^*では、また明日、写真を載せさせていただきますね!可愛いイラストを本当にありがとうございますm(_ _*)m (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - aruya100さん» は…!はい…!!ありがとうございます!!嬉しいです…!!!! (2019年11月24日 1時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» イラストありがとうございます!すごく可愛いです!お気に召さないなんてとんでもないです。むしろ気に入りました!もし、よろしければなのですが、イラストを皆様にご紹介させていただきたいのですが、よろしいでしょうか? (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» お久しぶりです。スランプの時はありがとうございました! (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - (image:http://uranai.nosv.org/uploader/common/0/4/e/04eb800173dd2e6e1e53ede6411fce56.png)になってます…!もし見れなければ言ってください…! (2019年11月24日 0時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aruya100 x他1人 | 作成日時:2019年4月21日 18時