大きく狂い始めた歯車。 ページ19
ト「…君は…君は何者なんだ…?」
お、調子狂ってきてるな。いいね。心理戦では勝ったわけだ。
「さぁ?それを調べるのがお前らの仕事だろ?」
ト「…そう、だね。アキノリ、今日は一旦帰ろう。状況を整理してからもう一度作戦を立てよう。」
アキ「あぁ、それが良さそうだな。カイラ様も今日はありがとうございました。」
「…礼儀はなってる奴らなんだな…」
空「…みたいだな。さぁ、俺たちも今日のところは帰ろうぜ。時間も遅いしな。」
「うん。え”っ!もう1時?!早く帰ろ…空、帰るぞ。」
空「あぁ。」
俺たちは煙になって消え、家に帰ってもう寝た。
私は気づかなかった。
もうこの時点で今まで正常に動いていた歯車が少しずつ狂い始め、学校生活にまで被害が及ぶことになるなんて…
思いもしなかった。
思いたくなかった。
次の日の学校で…
ナ「ねぇ亜空さん答えて!そうなのか違うのか!」
「だ、だから違うって…」
言ってるじゃないですかと最後まで言わせる前また声を上げる。
……あぁ。もうだめだ…
これだから学校は嫌いだ。
すぐにいじめに発展する。
友達の。いや、友達じゃない…
知り合いの何気ない質問がここまでのことに発展するとは…
帰り道。
「……?…ぅ”っ!」
帰ろうと学校の敷地を出た瞬間。
誰かに殴られてお腹を私は道路のど真ん中にぶっ飛んだ。
あー。体操服履いておいてよかった〜。
「ぅう…なっ!…んで…」
私を殴ったのは天野さんだった。
…見た目だけと言っていいのかもしれないほど、赤いオーラ(?)をまとっていたけど。
腹を抱えて座り込んだ私の前に堂々と立ち、右手をグーにして私を見下ろしている。
ナ(?)「お前が妾の質問に答えないからだ。」
その目は赤黒かった。いつもの茶色い健全な色ではないことはすぐに理解した。
……ってか、
「わらわ?」
ナ(?)「くっ…まだ足りなかったか…」
そう言った後、少しずつそのオーラは天野さんの中に入っていくように消えた。
ナ「…!…あれ…」
「…………」
気づかれないうちに帰ろう。
?1「今のは…天野ナツメ…?まさか…」
?2「…ククッ…やっと見つけたぞ…フクシュウすべきアイツを…!!!」
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aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» いえいえ、お礼を言うのはこっちの方です*^ ^*では、また明日、写真を載せさせていただきますね!可愛いイラストを本当にありがとうございますm(_ _*)m (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - aruya100さん» は…!はい…!!ありがとうございます!!嬉しいです…!!!! (2019年11月24日 1時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» イラストありがとうございます!すごく可愛いです!お気に召さないなんてとんでもないです。むしろ気に入りました!もし、よろしければなのですが、イラストを皆様にご紹介させていただきたいのですが、よろしいでしょうか? (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» お久しぶりです。スランプの時はありがとうございました! (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - (image:http://uranai.nosv.org/uploader/common/0/4/e/04eb800173dd2e6e1e53ede6411fce56.png)になってます…!もし見れなければ言ってください…! (2019年11月24日 0時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aruya100 x他1人 | 作成日時:2019年4月21日 18時