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そして、数分後、遅刻エンターテイナーはやってきた。
1人の女を連れて。
「ごめんごめん、こいつ連れて来んのに時間かかって。」
(…やっぱりいたのか、他にも。あの噂は本当だったのか。
ジェルさんと似た髪色。髪だけでなく、全体的に容姿というか、雰囲気が似ているような。
目の色は違うけど。)
「えっと、遠井あかねです。ジェルがいつもお世話になってます。よろしくお願いします。」
その、あかねという人はペコリと頭を下げた。
腰上くらいまであるジェルまではいかないが、明るい茶髪をハーフアップにしている。そして瞳は蒼い。
身長は…少なくともAよりは高いだろう。
(…この低身長にいつまで魘されるんだろー…)
半分以上諦めているが、とりあえず気にはするらしい。
「俺んとこに居候することになったし。よろしく。」
(まんま私と同じじゃん。私は居候っていうか誘拐だけど。)
幹部はそれぞれ反応を見せる。
よろしくー
とか
俺〇〇ー〇〇って呼んでー
とか。
(私は後で挨拶しよう)
さとみもなんか言ってたが忘れた。どうでもよかったし。
そして、席の組み替えがされた。
(…さっきのままでよかったのに…)
隣には相変わらずさとみがいるが、その反対側は何と遠井さんに。そして、その隣にジェル。向かい側に他のメンバーが座っている。
ちなみに、手首の大動脈は無事生還した。
「…AAです、よろしくお願いします。」
「Aちゃんね、さっきも言った通り、遠井あかねです。あかねって呼んで。こちらこそよろしくね。」
隣の席になったので流石に無視はいかんと思い、小声で挨拶はした。
(年は自分より上か。初対面タメだし。私のことを何か知ってるのか？まぁ教えられていたのかもしれない、というのは一理あるか。ジェルさんと同じ年っていうのが1番あり得そうだ。そうだったら24歳か25歳だな。遠井あかね…本名みたいに聞こえるけど、本当は違うみたいな、ことあるかねー？
まーあそれは今後考えるとして、問題はこの後の内容…帰りたい…)
Aは心の中で項垂れる。
「はーい、ってことです。あかねさんは非戦闘員なので、みんな把握よろしくね。
じゃあ本題なんだけど、儒組と枢軸団のことです。
じゃあ、さとみくん説明よろしく。」
「はーい」
と言った少しゆったりしたテンポで話は進んでいった。
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aruya100(プロフ) - ご覧いただきありがとうございます。どなたでも読みやすいように書けるよう善処します…(汗)ありがとうございます、少しでも更新できるよう、お話し進めて参ります！ (2022年4月2日 23時) (
レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
rine - 内容が少し難しいかなと思ってたけど、すごく面白いです！ 負担にならない程度に更新頑張ってください！ 続きが楽しみです… (2022年4月2日 9時) (レス) @page22 id: e67e995d1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aruya100 | 作成日時：2020年11月19日 20時
