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「A何食べる？」
「んー、蕎麦」
「蕎麦か。俺も蕎麦にしよ」
「えー、じゃあうどん」
「なんだそれ、どっち？」
「うどん」
「おばちゃん、蕎麦とうどんの並、ひとつずつ」
「はいよ」
「はい、お待たせ、さとみちゃんとAちゃんまたおまけしとくから強くなるんだよ」
「ありがとねおばちゃん」
「ありがとうございます。」
前のように頼み、前のようにオマケをもらった。
前と違うのは自分でお金を払ったところ。
「いただきまーす」
「いただきます」
互いに無言で食事をするところは全く変わっていない。
そして、食べ終わりからになった食器をトレイで運び、階段を登る。
「今日これからどうする？」
「…暇」
「いや、だからどうする？って。」
「うーん。なぁんにもする事ないしなぁ。」
「いつものことだろ」
「いやまぁそうなんだけど、そろそろストレス溜まってくるなぁって。」
結局やる事もやりたい事も見つからず、さとみに部屋に着いてしまった。
「ただいまー」
ペット達に声をかけるが寄ってきたのはモカだけだった。
「あれ、ひなちゃんは？」
「どっかで微睡んでるんじゃない？ほら、机の上とか。」
「あ、いた」
(此方も通常運転で何より。ってかマジでやる事ないなぁ。)
「暇だし、見れなかった他の階とか徘徊してくる」
「ん、わかった。3時までには戻れよ。今日4時から次の任務のサミットある」
「はーい」
生返事を投げつけては、入ったばかりの部屋を出た。
フードを深く被り、食堂の反対側に行くことにした。
特別大きいと言うわけでもない重たい扉を開いて電気をつける。
其処には沢山の銃やナイフなどが沢山並んでいた。
いや、陳列されている、と言う方が正しいだろうか。
(まるで博物館みたいな武器庫だな。銃とか色々並んでるけど…かなり種類があるな。
女性用の銃もある、あの型は結構軽いやつだ。名前は、確かタボールって言ってたっけ。
女性もやっぱり使うんだ。まぁ、格闘技よりも武器に頼った方がそりゃ強いし当たり前か。)
少し奥に進めば、大型の武器が陳列されていた。
陳列された大型武器を見て、Aはため息を吐くほど圧倒されていた。
(グレネードランチャー…戦争じゃないんだから、今使うことなんて殆どないと思うんだけど、さっきから量も凄いな此処。
これだけの量、ただの心配性って事もあるかもしれないが、使える人がこれだけいるってことでもある。
やばいな此処。)
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aruya100(プロフ) - ご覧いただきありがとうございます。どなたでも読みやすいように書けるよう善処します…(汗)ありがとうございます、少しでも更新できるよう、お話し進めて参ります！ (2022年4月2日 23時) (
レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
rine - 内容が少し難しいかなと思ってたけど、すごく面白いです！ 負担にならない程度に更新頑張ってください！ 続きが楽しみです… (2022年4月2日 9時) (レス) @page22 id: e67e995d1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aruya100 | 作成日時：2020年11月19日 20時
