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ジェルを除いた一同が同じ事を思った筈だ。
「って言うのは嘘で、俺も賛成。やけど、まだ信じられんとこが多いから気をつけたほうがいいな。
前線に出すと、逃げる可能性もあるし。」
「その点はしっかり考えるから安心して。
じゃあ、Aちゃんを戦線に出すという意見が一致したって事で、いい？」
ななもりの問いかけに、それぞれが肯定の反応を示す。
「じゃあ、決定で。後日さとみくんと話しとくね。
…で、次の任務に事なんだけど…」
こんな調子で、サミットは2時間続いた。
「じゃ、かいさーん」
おつかれーという声が重なる。
(まぁ、流石に寝てるだろ、)
と思いつつ、どこかの片隅で、また何か触ってるんじゃないか、と少し期待をしていた。
だが、部屋に入ってさとみは驚きの光景を目にした。
部屋に入ってひなが出迎えてくれたが、問題はそこじゃない。
Aだ。
ソファで毛布もなにもかけずに寝ている。
もう一度言おう。
無防備に寝ている。
(…コイツ、自分が女って自覚ある？
あと、ここは男の部屋だっていう自覚。)
考える間も無く、答えはすぐに出た。
ないだろう。
「…ったく…よっこいしょ…」
さとみはAを抱き上げ、自分のベッドの上に転がした。
「……黙ってれば可愛いんだろうけどな」
(まぁ、それはどの女子も同じか。
風呂入って寝よ)
こちらも思考を放棄し、寝る準備をしては、Aの隣に転がってスマホを見ながら寝落ちした。
______
(…朝だ。
カーテンの奥が明るい、…あれ？)
Aは驚愕した。隣にさとみが眠っているからだ。
そして自分が今いるのはさとみのベッドの上。
体を起こし、朝から少し思考を巡らせた。
(…寝てる間に運ばれたのか。
って、誰が考えてもそうなるよね)
体がバッキバキになるのを回避できたのはいいとして、さとみの隣で眠っていたという大問題が発生していた。
隣ではスゥスゥと寝息を立ててさとみはまだ眠っている…と思われる。
(とりあえず、洗顔とかでもしようか。)
そう思い、ベッドを抜けようとする。
(まぁ、なんとなく予想はしてたけど、本当に面倒くさいなこの男は…)
手を引っ張られて腕の中。
手や腕が暖かい事が、さとみがまだ眠い事を証明している。
「…さとみさん、起きたいんですけど、」
「んー…もうちょっと寝よ…Aも眠いでしょ…？」
「眠くないから起きてるんですがー」
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aruya100(プロフ) - なりちゃさん» ご覧いただきありがとうございます！マフィア系大好きすぎてちょっと力入っちゃってます。自分でも読み返してて日本語かこれは、、ってなったりもしてますw一回で理解してもらえる文章を書きますね^^;応援ありがとうございます！頑張って更新しますー！！ (2021年8月11日 20時) (
レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
なりちゃ - まだ途中までしか読んでいないですが、感想を一言で言うと、『めっちゃ難しいけど、クソ面白い！！！』です！ けど、何回か読んでいくうちに内容が分かってくるので、最高です！ 作者さんのペースでいいので、無理をせずに投稿、頑張って下さい！！！ (2021年8月10日 20時) (レス) id: de67f5a85d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aruya100 | 作成日時：2020年8月16日 17時
